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高卒者でも大企業に就職できるのか?実際の就職数を大卒者と比較!

■高卒者と大卒者の大企業への就職数の違い

高校卒業後新卒ですぐに働きたいけれど、大企業への就職ができるのかが気になっている人もいるでしょう。高卒者でも、大企業への就職は可能なのでしょうか。

 

『大企業』には法律で決められた定義がありませんが、『中小企業』については「中小企業基本法」という法律で業種別に定められています。たとえば、卸売業の場合は「資本金1億円以下もしくは従業員100人以下」という基準が卸売業の中小企業の定義になっています。

 

中小企業と比べて、従業員数や資本金の規模が大きいのが大企業です。その中でも、その業界において特に知名度が高い大企業のことを、大手企業と呼びます。

 

高卒者と大卒者で、大企業への就職率がどれくらい異なるのかを見てみましょう。

厚生労働省の「平成30年賃金構造基本統計調査」によると、大企業における採用人員について、以下のような結果が出ています。

 

高卒者:37,170人

大卒者:98,580人

(「大企業=企業規模が1,000人以上」と仮定)

 

高卒者の採用人員は、大卒者の3分の1という結果が出ています。しかし見方を変えれば、高卒でも1,000人を超える規模の大企業に就職している人がいることが分かります。高卒であっても、大企業への就職は可能というわけです。

 

■会社に入ってから重要視されるのは学歴よりも実力

高卒の就職活動に挑む上で知っておきたいのは、最近の傾向として、学歴主義より実力主義の企業が増えつつあることです。学歴の高さを問われるのではなく、どのような知識・スキルを持っているのかが注目される傾向にあります。

 

高学歴だからといって、必ずしも優秀な人材であるとは限りません。学歴だけでなく、「仕事への意欲があるか」「目的達成のために努力できるか」などポテンシャルについても注視されます。企業側としては、仕事をこなせる地力があり、入社後に活躍できる人材が欲しいというわけです。そのため、高卒だからといって大企業への就職をすぐに諦める必要はありません。

 

■高卒者が大企業に就職するなら専門学習が重要!

大企業への就職を希望するなら、就職活動までに専門学習で力をつけておくことも重要です。普通科の高校から大企業を目指すこともできますが、求人の中には工業高校・商業高校など、特定の分野を学んでいる高校生向けの求人も多く存在します。専門学習のできる高校で優秀な成績を残せば、大企業への就職も狙えるようになるでしょう。

 

企業は採用活動の時期になるとハローワークに求人票を提出し、承認された求人票を高校へ送ります。すべての高校に求人票を送付するのは難しいため、高校生向けの求人サイトにも募集要項が掲載されます。もし高校で特定の分野を学んでいるなら、その知識を活かせる求人を探してみるとよいでしょう。

 

■高卒者でも大企業を目指せる業界5選

高卒者が大企業への就職を希望する場合、どのような業界が狙い目なのでしょうか。次の項目では、学歴にそれほど重要視されない業界について、詳しく見ていきましょう。

 

◆製造業・メーカー業

大企業の中で高卒者の求人が多いのが、製造業やメーカー業です。特に車の開発・製造を行う会社については、多くの高卒者が募集されています。製造業・メーカー業においては、学歴はさほど重視されません。学歴よりも現場で習得する技術を重視しています。高卒者であれば、早い段階から技術を学べるという意味で重宝される傾向があります。

 

◆鉄道業

高卒者が鉄道業界で働く場合は、現場での仕事がメインとなります。運転士や車掌、駅の係員だけでなく、車両の整備、設備の保守など技術職での募集もあります。総合職を希望する場合は、大卒以上の学歴が必要となるケースがほとんどです。

 

◆建築業

高齢化が進み労働人口が少なくなる中、建築業においても人材不足の傾向が高まりつつあります。鉄道会社と同様に、総合職は大卒者のみの募集ですが、現場職であれば高卒でも就職可能です。学歴よりも、体力があり元気に働けるか、技術を身につける努力を怠らない人物であるか、という点が重視されます。

 

◆インフラ業

電力会社やガス会社など、インフラ業においても高卒者向けの求人が存在します。ただし、鉄道業や建築業と同じく、総合職については大卒以上の条件が付いている募集がほとんどです。求人を探す際には、高卒者向けの募集があるか、大卒者との仕事内容の違いについても確認しておきましょう。

 

◆アパレル業

アパレル業には多種多様なブランドが存在しており、店舗の販売員としての求人が多くあります。学歴はほとんど重視されず、販売員としての接客スキルなど、入社後の実力が重視されるケースが多いです。ただし、総合職やデザイナーを目指す場合は、大学や専門学校などで知識や技術を得てからの入社でなければ、キャリアアップが難しい場合もあります。

 

■まとめ

「高卒だと大手の企業に入れないかも…」と思ってしまうかもしれませんが、諦める必要はありません。専門的な分野を勉強していない普通科の高校であっても、高卒採用の多い業界を選択することで、大企業への就職を目指せます。工業高校など専門分野を学んだ人であれば、その知識を活かせる職種を検討してみましょう。

 

自分に合った企業を探すなら、高校生向けの就活サイト「ジョブドラフト」を使うのがおすすめです。学校には届いていない求人情報が掲載されているほか、LINE公式アカウントで就職相談も気軽に行えます。「大手企業で活躍したい!」という人は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。