高校生の皆さんの中にはIT系の会社に就職したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
「ITってよく聞くけど何の仕事をするの?」
「ITに関わる仕事をするとしたら、どんな仕事があるの?」
と思う高校生は多いと思います。IT系と一言でいっても様々な職種があるので、自分に合った職種を知ってから就職活動を進めていくと、働きやすい環境で仕事ができます。
今回は、IT系にどのような職種があるのか、IT系のキャリアステップまで紹介します。
目次
1-1システムエンジニア(SE)
1-2ネットワークエンジニア(NE)
1-3サーバーエンジニア
1-4フロントエンジニア
1-5プログラマー
1-6プロジェクトマネージャー
IT系というと難しそうな仕事だと感じるかと思いますが、多種多様な仕事(職種)があります。
勉強を続けて経験を積んでいける職種でもあるので、未経験からでも十分に挑戦できます。
お客様から聞いた話をどのように開発するのか決めて、システムを設計します。設計後の開発では、人員配置や予算管理、進捗管理とシステム開発に関するマネジメントをします。設計通りに動くのかどうかテストを繰り返し、期日通りに納品できるようシステムを開発していきます。
ネットワークの設計や構築、保守・管理をします。
ネットワークの設計通りにネットワークの回線を作るので、ケーブルの知識やネットワークの知識、セキュリティなどネットワークに関するあらゆる知識が必要です。
サーバー(ネットワーク上でサービスを提供するコンピューター)を構築したり、運用・保守をしたりする仕事をします。構築(システムを作る)よりも保守や管理がメインの仕事です。
Webデザイナーが作ったデザインをもとに、HTMLやCSS、PHPなどのコンピュータ言語を使って設計をしていきます。Webデザイナーとの連携が必要です。
プログラミング言語を用いてシステムを作る人です。
システムエンジニアと似ていますが、システムエンジニアが指示したとおりにシステムを動かすためのプログラムを書くのがプログラマーです。
プログラマーはシステムに合わせたプログラミング言語を使っていきます。
プロジェクト(新しいサービスやシステムをつくる事)を期間内に完成させる管理者のことです。
プロジェクトを成功させるために、エンジニアなどの人やお金の計画を立案〜進行していき、新しいサービスやシステムを運用できる状態にします。
まず、スキルを磨いて成長していくためにはキャリアプランを持ち、キャリアステップに繋げていくことが大切です。
キャリアステップとは、仕事の経験を積んでいき、経験を生かして成長していくことです。
IT系の一般的なキャリアステップは、このようになります。
1.主に基礎的な業務やタスクの実施、トレーニングや学習への取り組み
2.専門的なスキルや知識を発展させながら、プロジェクトに参加
3.高度な専門知識やリーダーシップスキルを習得
4.プロジェクトや部門のマネージャーとして、チームや予算の管理
5.高位の役職で、企業の戦略立案やビジョンの実現、組織全体の管理などを担当
入社してすぐは先輩や上司にサポートしてもらいつつ業務を進めていきますが、経験を積んでいくと自分の業務範囲が広がっていき、徐々に1人でできることが増えていきます。
IT系の仕事はシステムやネットワークの知識など、技術の進化が早い業界なので勉強の連続です。勉強したことを仕事でアウトプットして経験を積むと、それが自分のスキルになり、IT系の仕事はスキル次第で、ステップアップしやすい仕事(職種)と言えます。
また、専門的なスキルがあれば色々な働き方が選べるのも、IT系の仕事の大きな特徴です。スキルを身につけてからは、独立してフリーランスになることもできます。独自性や技術を身につけて磨き続けることで、さらなるキャリアアップを目指していくことも夢ではありません。
「IT」とひとくくりでも、さまざまな職種や仕事内容があり、自分に合った就職先を見つけることが大事です。入社したいと思うITの会社ではどのような仕事をするのか、どのような経験を積んでいけるのか確認しておきましょう。
また、入社後何を目標にするか、スキルをどのように向上させるか、を今から考えて、就職活動に挑みましょう!高卒であってもキャリアアップは十分に可能です。
IT系企業に就職したいと思っている高校生は是非この記事を参考にしてみてください。