高校卒業後の進路を就職にした皆さんは「高校生の就職活動のルール」をご存じですか?
高校卒業までに就職先を決めて、高卒で「新卒入社」をするためには、高校生の就活のルールや流れを把握しておくことが必要です!
自分のなりたい職業やチャレンジしたい仕事を見つけるには、学校の進路指導室に足を運んだり、高校生のための就職求人サイト「ジョブドラフト」を活用して、就職活動を進めていきましょう。
高校生が就職活動をする場合、企業への質問、問い合わせ、応募は原則として学校を通す必要があるため、まずは先生に就職の意志があることを伝えましょう。
高校生の就職活動スケジュールとして、毎年9月1週目より応募が解禁されます。
一度目のタイミングで応募できるのは「一人一社制」というルールに従って基本に1社のみ。そのため、はじめの1社は慎重に企業選びをする必要があります。
※都道府県によっては9月から2社以上応募できるケースもあります。
参考:大阪の高校生、就活「1人2社」の複数応募可能に 2022年度から、高卒採用の「一人一社制」ってどんなルールなの?
1社目で内定をもらえなければ、10月の「二次応募」に向けて再度就職先を探します。
求人票を見る中で「この会社は自分に合うかな?」「具体的にどんな仕事だろう」と不安や疑問が浮かんだら、職場見学で実際の現場を目で確かめてから応募するのがオススメです。
関連記事:高校生の就職活動を成功に導くためのポイントは職場見学!?
【求人票で分かること】
・雇用形態
・仕事内容
・就業場所
・福利厚生
・お給料
・休日 など
求人票には就職活動で重要な企業選びを行う上で必要となる情報が沢山書かれていますが、文字ばかりの説明で分かりづらい部分もあると思います。中でも特に必要な情報をしっかりと押さえて応募先を絞りましょう。
求人票で気になる企業を見つけたら、次のステップとして「職場見学」にいき、求人票では分からない会社の雰囲気を知ってから応募先を決めることをオススメしています。
一次応募は基本1社のみですが、職場見学は何社でもOKです!
【職場見学のメリット】
・求人票では分かりづらかった雰囲気や詳しい仕事内容が分かる
・職場環境を自分の目で確認できる
・仕事内容や分からないことを直接質問できる
職場見学にいくことで“自分が働いている姿”がよりイメージしやすくなるので、学校の先生としっかりと話し合いながら就職活動を進めていきましょう。
履歴書とは、面接官に自分のことを事前に知ってもらうための大切な書類です。
進学では専門学校や大学に「願書」を提出するのに対して、就職では「履歴書」を応募企業に提出します。
・誤字脱字に気を付ける
誤字脱字がないことを確認しながら、担当者に失礼がないよう丁寧に書くことを心掛けてください。間違えた場合は必ず新しい用紙で一から書き直しましょう。修正テープで上書きをするのはNGです!
何度も一から書き直すのは手間がかかるので、予め下書きを済ませてから清書に臨むことをオススメします。書き終えたら、履歴書内の年月日等の情報に誤りがないか、改めて確認をしましょう。
・第三者の視点で意見をもらおう
履歴書を書き終えたら学校の先生や周りの人にチェックをしてもらい、自分の伝えたいことが文面で伝わっているかを確認してもらいましょう。
・証明写真のチェックも忘れずに
履歴書に貼り付ける証明写真は、柔らかな表情で感じの良い衣装を持たれるような写真セレクトをしましょう。映っている服装に乱れがないかのチェックも大切です。
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【高校生の就職活動】履歴書のこんなところに注意しよう
求人票には選考内容などの応募に関する情報も記載されており、就職活動においては企業ごとの就職試験対策を行う必要があります。
就職試験で必ずある面接試験の対策として、受け答えの練習や入退室のマナーは事前にしっかりとマスターしておきましょう。
当日に緊張し過ぎて内容が飛んでしまわないよう、学校の先生に面接官役を頼んで事前に何度も練習をしておくことが大切です。
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新卒として入社できるのは一生に一度だけなので、なかなか就職先が見つからなくても卒業まであきらめず、探すことが大事です。
学校や高校生のための求人サイト「ジョブドラフト」で「新卒ブランド」を活かした就職活動を進めていきましょう。高校在籍中に内定をもらえたら、卒業後の4月からは「新卒」として企業に入社できます。「新卒」を目指してがんばりましょう。