高校生の就職活動を成功に導くためのポイントを紹介

2022.12.08

高校3年生で就職の道を選んだ人には、必ず就職先を選ぶ時期がやってきます。

就職先の選択は自分の将来を左右する大切な判断です。焦って決めるのではなく、自分が納得するまで考えて慎重に進めることが、就職活動を成功に導くカギになります。

就職後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、就職活動で就職先はじっくりと探していきましょう。

職場見学に行くことが成功への近道？

就職活動でどちらの企業がいいのか悩むスーツ姿の高校生

就職をすると、その会社で毎日仕事をすることになります。

高校生の就職活動は、求人票に記載のある仕事内容や条件を見て探すところから始まりますが、それだけでは職場の雰囲気や働いている人の声を知ることはできません。

求人票だけで見れば仕事内容が同じでも、職場の雰囲気がそれぞれ異なる場合があるので、職場見学などで仕事内容や条件以外の部分も確認して、自分に合っている職場かどうかを判断することが重要です。

高卒者向けの求人票

求人票だけでは、仕事のスタイルや職場の雰囲気は判断できません。

就職後に職場の雰囲気が自分の考えと合わなかった場合、最初は小さな違和感でも、次第に大きな違和感へと膨れ上がっていき、最終的に早期離職に繋がるリスクもあります。

早期離職のリスクを少しでも回避するためにも、就職活動の段階で必ず職場見学に行き、「職場の雰囲気は自分に合うか」や「先輩はどんな風に働いているのか」をしっかりチェックしておきましょう。

職場見学で社員に質問をする女子高校生

【職場見学で知ることができるもの】

・働いている先輩社員の姿を見られる

・職場の雰囲気を感じ取れる

・分からないことを先輩社員に直接質問ができる　など

職場見学は、求人票では分からないことをたくさん知ることのできる貴重な機会です。

求人票では分からない条件の詳細や会社の実態などは、是非先輩社員や採用担当者に質問をしてみてください。

社会人になってからのプライベートの過ごし方や仕事のスタイルについても聞くことができたら、就職後の生活もよりリアルに考えることができるので「こんなはずじゃなかった」となる可能性を下げることもできるのが職場見学のメリットです。

気になる会社には選考前に必ず職場見学に行き、先輩社員や採用担当者に質問をして不明点を解消しておくことが就職後のミスマッチ回避に繋がります。

就職活動に挑む女子高校生

就職先により、自分の将来は大きく変わります。

せっかく就職をしたのに会社とのミスマッチで早期離職をしてしまっては、今後のキャリア形成に高い壁ができてしまうことも。

自分の考えと会社のミスマッチを起こさないためにも、就職活動では職場見学に参加したり、先生や家族に逐一質問や相談をしながら、根気強く就職先選びをすることが大切です。