高校生の就職活動の流れとして、求人票の確認や職場見学を経て応募企業が決まり次第「履歴書の作成」に進んでいきます。
履歴書の内容は志望動機を気にしがちですが、その他にも大切な記載ポイントは沢山あります!
履歴書は“企業にみせる自分の顔”なので、正しい情報を記載することが重要です。
会社に間違った情報の書類を提出しないためにも、履歴書作成で確認すべきポイントを3つ紹介します。
ポイント①学歴欄の記載
学歴欄は、高校入学以降の情報を記載する項目です。入学は4月、卒業は3月ですが、この部分の記載を誤る高校生も少なくないため、入学・卒業年は間違えないように気を付けましょう。
また、履歴書全体で西暦(20XX年)と和暦(平成XX年)が混在しないよう、どちらかに統一して記入することも大切です。
ポイント②文章の誤字脱字
採用担当者は、志望動機や自己PR欄を特に注視しています。
せっかくじっくり考えて書いた文章でも、誤字脱字があれば志望企業に「文章の正しい意味が伝わらない」「注意力に欠けている人と思われる」といった、就職活動における痛手を負う事態になりかねません。
履歴書に目を通す採用担当者は、必ず誤字脱字に気付きます。
内容に気を取られて基本的なチェックを忘れてしまわないよう、提出前に「間違いがないか何度も読み直す」「先生や家族にチェックしてもらう」といった方法で確認を繰り返すことが大切です。
ポイント③年齢と日付の記載
履歴書の記入日は、自分が履歴書を書いた日を記載するわけではありません。
■会社に持参して提出する場合……持参する日付
■郵送の場合 ……投函する日付
という風に、提出形式によって記載する日付が異なるため注意が必要です。
履歴書の日付は持参する日、ポストに投函する日の二種類があることを必ず覚えておきましょう。
また、年齢は履歴書に記載する日付時点のものを記載しましょう。
例)履歴書の記入日が9月3日、誕生日が9月5日で履歴書の提出日が9月8日の場合、9月5日以降の年齢(高校3年生であれば18歳)を記入します。
両方とも細かい部分ですが、数多くの履歴書に目を通している採用担当者にとって書類の正確性は重要な判断ポイントになるため、記入上のルールはしっかり把握しておきましょう。
「履歴書の誤りは詐称表現」と判断されることもあるほど、履歴書はこれまでの人生を伝える重要な書類になります。
書き間違えた場合、修正テープなどで上書き修正をしたり、消えるボールペンで書くことは厳禁です!必ず黒のボールペンで最初から書き直しましょう。
提出期限ギリギリで慌てて書くと間違えやすくなるため、時間に余裕を持って丁寧な記載を心がけることが大切です。
採用担当者は面接までに数多くの履歴書に目を通しています。
そのため、パッと見て分かりやすく、伝わりやすい記載をすることも意識しながら、履歴書を受け取る側に配慮した履歴書の作成を行いましょう。
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