就職活動においてマストアイテムとなる求人票は、企業情報が一番明確に記載されているものです。
求人票には、仕事内容や就業時間、年間の休日日数や給与など、働く上で必ず確認すべき重要な情報が載っています。
求人票の条件をしっかり確認しないまま就職をして「こんなはずじゃなかった」とならないよう、事前に内容をしっかり確認した上で、就職活動を進めていきましょう。
求人票に記載されている就業時間は、1日の間に最低限勤務する時間、いわゆる「定時」であり、残業時間は含まれていません。
残業時間は「時間外」の項目に記載されており、ありの場合は就業時間+残業が発生するという意味を示しています。具体的な残業時間は「月平均○時間」と記載されており「就業時間に関する特記事項」では、残業が多い時期などの補足説明が書かれている場合もあるので、しっかりと内容を確認しておくことが大切です。
心身の健康にも関係するポイントなので、労働時間や残業時間は必ずチェックをしておきましょう。
就職後にパートナーと結婚をして子供が生まれる場合、ほとんどの会社では「育児休暇」を取得することが可能です。
近年では女性だけでなく、男性が育児休暇を取得するケースも増加しているので、求人票に記載されている取得実績の有無をしっかりチェックしておきましょう。
どの企業にも育児休暇の制度自体はありますが、中には名ばかりのケースもあるため、育児休暇を取得しやすい環境かどうか、実際に取得実績があるかは求人票や職場見学の際にしっかり確認しておくといいでしょう。
育児休暇については、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
【就活ハウツー】仕事探しでよく見かける「産休育休制度」って?
補足・特記事項には、所定の項目に書ききれなかった情報が記載されています。
就業時間や休日も大切な判断基準ですが、それ以外に存在する会社独自の制度などの確認も、企業選びには欠かせない大事なポイントです。
休暇や手当、研修制度、会社独自の福利厚生の詳細や、試用期間がある場合、給与や手当に変更が生じるかなどが記載されている場合もあるので、必ず確認をしておきましょう。
求人票には、仕事内容や休日の情報だけでなく、労働時間や給与など、働く上で重要なことがたくさん記載されています。
しかし企業選びをしていると、仕事の詳細や条件、会社の雰囲気など、求人票の文面だけではわからない部分も出てくると思います。
そういった疑問点は職場見学に行き、実際の会社の雰囲気を見たり担当者に質問をして、求人票の文字だけでは見えない部分をしっかりと確認してから応募のステップへ進むことをお勧めします。