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親世代と今で何が違う?進路選びの新しいものさし

進路

親世代と今で何が違う?進路選びの新しいものさし

4月に入り、新高校3年生の皆さんはこれからの進路についてより深く考える機会が増え、家族に相談したり話し合ったりすることがあると思います。
その中で「話が噛み合わないな」「考え方が違うな」と感じることがあるかもしれません。

 

親世代と今の若者とでは、社会のルールが根本から変わってきています。
親子間での「当たり前」がズレたまま進路の話をすると、どうしても話が噛み合わなくなります。
今回は、何が今と昔で異なるのか比較しながら解説していきます。

 

 

1. 働き方と大学の価値はどう変わったか

一昔前までは「良い大学に入り、大きな会社に入ればあとは定年まで安心」と言われていましたが、そのような時代は終わりを迎え始めています。

 

今の社会では、そういったテンプレート化された道を進むのではなく、自分の得意なことや時代の変化に合わせた、自分だけの道を切り拓いていくことが求められています。

 

比較ポイント

親世代の常識

今の常識

会社選びの基準

有名企業なら安泰と考える

有名企業でも変化が激しく、一生安泰はない

働く期間

新卒で入社した企業に(かつての)定年60歳まで働く

転職や副業で自らキャリアを作り70歳過ぎても働く

大学・専門学校に行く理由

良い企業に就職するための肩書きの獲得

専門スキルや課題解決力の習得

評価されること

会社に忠実で、指示通りに動くこと

自分で課題を見つけ、周りと協力して形にすること

給与

年功序列(能力関係なく長く勤めるほど昇給)

成果主義(年齢問わず成果を上げるほど昇給)

※副業:本業のほかに別の仕事をすること。
※早期退職:定年より早く、会社側が希望者を募って退職してもらうこと。

 

2. 少子化が変えるこれからの社会

現代では少子高齢化が進み、現役世代(働く人)の数が減っています。これにより、以下のような変化が起こり始めています。

 

・選ぶ権利が会社から求職者に移る

働く人が少ないため、会社側は「どうすれば若者に選んでもらえるか」を考えています。給料の高さだけでなく、休みやすさや、個人の個性を尊重してくれる会社が増えてきています。

 

・「一生に一つの仕事」という考えがなくなる

寿命が延びる一方で、技術の進化(AIなど)によって、今ある仕事の一部はなくなると言われています。そのため、社会人になった後の30代や40代になっても新しいことを学び直すことが、ごく当たり前になります。

 

3. 親ブロック(親の反対)を解消するために

親世代と子世代では、時代背景や育った環境が異なります。そのため、親から進路について反対されることもあるでしょう。
進路の相談で親に反対されたとき、それは「子供の将来を本気で守りたい」という愛情の裏返しでもあります。だからこそ感情的にならずに、今の常識や現実を共有することが大切です。

 

・高校生へのアドバイス

「好きだから」という理由だけでなく「この業界は将来こうなるから、自分はこういう力を身につけるために学びたい・就職したい」という、社会の動きを交えた説明を心がけてみてください。

 

・保護者へのアドバイス

親世代の成功体験が、今の時代ではリスクになることもあります。お子さんが選んだ道が、今の時代の流れ(人手不足やIT化など)に合っているなら、温かく見守り、サポートすることが最大の支えになります。

 

まとめ. これからを生き抜くために

少子化で若者が減るということは、一人ひとりが持つ「自分にしかできないこと」の価値が上がるということです。

 

これからの社会では、一つの正解にたどり着くことよりも、変化に合わせて自分をアップデートし続ける力が武器になります。
学校名や会社名といった、見た目の情報だけで判断せず、そこでどんな経験が得られるかを親子で話し合ってみてください。

 

ジョブドラフトでは、チャットにて進路相談も行なっているので、気軽に相談してみてくださいね。

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