高校2年生は秋頃になると、卒業後の進路について真剣に考えなくてはいけない時期に差しかかってきます。
「すでに就職・進学か決めて準備をしている!」という方もいれば、「進学なんだけど、専門か大学で悩んでいる…」「就職するにはまだ早い・・・」「もう少し学生でいたい・・・!」という方も多いのではないでしょうか?
そこでこれからの進路に悩んでいる高校生に向け、今回は大学進学にフォーカスをして解説していきます!
全2回に分けて、【大学の種類・専門学校との違い】【大学のメリット・デメリット、選び方】などについてご紹介します。
大学では興味のある専門分野に加え、専門分野以外の科目も幅広く、学術的に学ぶことができます。その中でも大きく分けて11の分野に分かれています。
【主な分野】
文学、史学、哲学関係など
【主な分野】
法学・政治学、商学・経済学、社会学関係など
【主な分野】
数学、物理学、化学、生物、地学関係など
【主な分野】
機械工学、電気通信工学、土木建築工学、応用化学、応用理学、原子力工学、
鉱山学、金属工学、繊維工学、船舶工学、航空工学、経営工学、工芸学関係など
【主な分野】
農学、農芸化学、農業工学、農業経済学、林学、林産学、獣医学畜産学、水産学関係など
【主な分野】
医学、歯学、薬学、看護学、栄養学
【主な分野】
商船学関係
【主な分野】
家政学、食物学、被服学、住居学、児童学
【主な分野】
教育学、小学校課程、中学校課程、高等学校課程、特別教科課程、盲学校課程、聾学校課程、中等教育学校課程、養護学校課程、幼稚園課程、障害児教育課程、体育学など
【主な分野】
美術、デザイン、音楽など
【主な分野】
教養学、総合科学、教養課程、人文・社会科学、国際関係学、人間関係科学、心理学、語学など
このように大学の専門分野は多種多様なジャンルがあるので、上記の中から自分が興味のある分野を探してみましょう。
では、専門学校と大学では一体どんな違いがあるのか、次の項目で紹介します。
専門学校の修業年数は1年~4年と、学ぶ分野などにより異なりますが、大学の修業年数は学部などに関係なく基本は4年間になります。ただし、医学部など一部の学部は6年間となります。
専門学校は選んだ分野の専門的な知識や技能を実践的に学ぶのに対し、大学では実践的な知識よりも理論的・学問的な知識を学び、、一般教養も学ぶことができます。
また、時間割に関しても専門学校は最初から決められていますが、大学では1年間で取得しなければいけない単位数を考慮しながら、自身で受けたい授業を選び時間割を組む方式になっています。
就職に関していえば、専門学校と大学では就職した企業から最初にもらえる「初給料」にも違いがあります。
同じ企業に就職した場合でも、専門卒と大卒では、大卒の方が初任給を多くもらえる場合が殆どです。給料が上がる昇給のタイミングは年に数回と限られていますので、昇給するまでは基本的に初任給と同じ給料を毎月もらうことになります。
専門学校では部活動やサークル活動を行っているところは少ないですが、大学は運動系から文科系まで学内の部活動があります。それ以外にも、他校の大学生同士が参加しているサークルや様々なジャンルのサークルが存在しています。友人・知人が増え色んな経験ができるチャンスでもあるので、学生生活の思い出にもなるので所属する学生が多いです。
今回は、大学か専門か進路選択に悩んでいる高校生のみなさんに向けて大学の種類や専門学校との違いについて解説しましたが、いかがでしたか?
専門学校と大学、進学という道は同じでも異なる点についてや、大学へ進む場合のイメージが湧いてきたでしょうか?卒業後の就職や生活にも大きく影響するため、十分に比較することが大切です。次回は大学のメリット・デメリットなどについて解説していきますので、ぜひご覧になってくださいね!