職場見学

就職先探しで迷ったときは職場見学に行くのがおすすめ

高校卒業後の進路選択で就職を選ぶと、初めての就職活動で分からないことも多いと思いますが、「仕事とは何か」を知る必要があります。

 

しかし、高校生の就職活動は期間が限られているので、分からないままで行動に起こさず時間だけが過ぎてしまうのは非常に勿体ないですよね。そんな時は職場見学に参加するのがおすすめです。職場見学は高卒就職において役立つポイントがたくさんです。

 

今回は高校生の就職活動における職場見学を踏まえて、“仕事への興味の持ち方”“働くイメージの持ち方”について紹介していきます。

 

 

■自分の「好き」に関連する仕事を探してみる

「好き」を仕事にできる企業を探す高校生

実際に仕事経験がなければ、世の中にある仕事について分からないことの方が多いですよね。思い込みだけで仕事探しをして、後から「この仕事は自分に合わない」と早期退職することになれば、後々後悔することになります

 

最初からやりたい事が明確でなくても問題ないです。まずは自分が興味のあることを箇条書きにして関連する仕事を探していくところから就職活動を始めましょう。
そうすると、様々な仕事を知るきっかけになります。そこから気になる企業を絞り込み、職場見学に行って自分が続けられそうな仕事かどうか?社員の雰囲気はどうか?を自分の目で見て決めていくといいでしょう。そういった意味でも、職場見学で実際に職場を見ることは大切です。

 

■「少し気になる」から幅を広げ職場見学に行くことがミソ

気になる企業を探す就職活動中の高校生

全く興味が湧かない仕事に就職したら長続きさせることは難しく、場合によってはすぐに辞めてしまいます。
なので、少しでも「気になる!」もしくは「気になるかも?」という職種が見つかったら、そこから興味の幅を広げていくことが大切です。

 

興味の広げ方として、まずは「趣味に関連する仕事」「自分が興味のあること」から調べることをおすすめします。

例えば、車やバイクが好きな人であれば、車を整備する仕事、部品を生産する製造、販売するカーディーラーなど「車」一つとしても様々な仕事が見つかります。
また、職場見学では求人票だけでは知ることのできない関連した仕事の情報も聞けたりするので、興味の幅を広げるためにも高校生の就職活動では職場見学を活用しましょう。

 

■たくさんの仕事を知れば選択の範囲も広がる

様々な仕事を調べメモを取る高校生

みなさんの思う「仕事が分からない」は「世の中にある仕事を知らないだけ」かもしれません。

就職活動において、高校生がよく知る販売職や事務職、製造の仕事などにスポットが当てられがちですが、その職種だけで会社が成り立っているわけではないのです。

 

業界によってさまざまですが、営業や企画、総務、経理の従来の職種から、運転手、エンジニアやマーケター、デザイナーやバイヤーといった様々な職種によって社会は成り立っています。
それぞれの職種がどんなことをしているのかを知ることで「初めて知った職種だけど、自分に合っているかも」と興味をもてるようになり、就職先の選択肢を広げることができます。

 

■どんな仕事でも最後は職場見学で自分の目で確かめてみよう

仕事のイメージが付かないため職場見学を申し込む就職活動中の高校生

求人サイトや求人票を見てその仕事を分かったつもりでいても、具体的な仕事内容や実際に自分がその仕事をすると、どんな会話をしているのか?どんな表情で働いているのか?イメージは湧いてこないのではないでしょうか。
職場見学に行くことで、仕事に関する疑問が解決し、「どのような仕事なら長続きしそうか」がより明確になるので高卒者向けの就職活動では職場見学に行くことをおすすめします。

 

面接の場でしっかりと志望動機を伝えるためにも、職場見学を通じて会社の雰囲気やよいところ、仕事の詳細をしっかりと確かめておくことで、企業と求職者のミスマッチにも繋がりにくくなります。