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高卒就職で資格を取得するメリットとは?就職に有利な資格や資格取得方法を紹介

2020.06.23

高卒で就職をしたいと考えたときに、「どんな資格を取れば高卒の就職に有利になるのか」「収入upするに影響してくる資格はあるのか」「文系でも取れる資格にはどのようなものがあるのか」などについて悩むことがあるかもしれません。現在では高卒者のための就職支援サービスなどもあり、少し調べれば様々な資格が出てきます。そのためどれを取得するべきなのか判断することが難しい状況です。せっかく資格取得に時間を使うならば、実際に高卒の就職と業務に役立つものを獲得したいでしょう。今回は、高卒就職に役立つ資格や、その取得方法についてご紹介します。

 

■どんな種類があるのか

高卒で取得できる資格には、どのようなものがあるのでしょうか?ここでは国家資格と民間資格に分けて、高卒者でも取れる資格の種類とその仕事内容を一覧でご紹介します。

◆国家資格

・介護福祉士
自分の力で動けず、日常生活に支障が出ている高齢者や障害者をサポートします。特別養護老人ホームや身障者向けの施設で介護業務にあたったり、介助が必要な人の自宅に向かったりして、食事・入浴・歩行のサポート全般を行います。介護の業界では女性の比率が高く、この介護福祉士も女性が活躍できる職種となっています。

・通関士
通関士とは、通関手続きに関する専門職です。国境を越えた貿易取引においては税関を通し、輸出入申告を行う必要があります。その際に輸出輸入業者と税関の間をつなぎ、必要な書類を作成・審査するなど通関手続きに関わる事務処理を担当します。

 

・税理士
税理士は税務に関する専門家であり、 主に中小企業や個人事業主などの会計処理や納税の申告書作成の事務、節税対策や納税対策などのコンサルタントを行います。税法に則った形で企業や事業主の資産を守っていくというのが税理士の仕事といえます。月給、年収が比較的高い傾向にありますが、試験の合格率は低いため、本気で挑むのであればそれなりの覚悟を持って臨みましょう。

 

・司法書士
司法書士は、本人が対応するのが難しい書類作成・登録手続きなどを代理で行います。会社・法人の登記手続き、土地・建物の登記手続き、裁判所や法務局への提出書類の作成、簡易裁判所訴訟の代理、相続に関わる手続きなど、幅広い範囲を請け負います。収入は高い傾向にありますが、税理士以上に試験合格のハードルが高いため、取得までの期間を逆算し浪人やフリーターの期間を過ごす可能性を考えたうえで臨むべきです。

 

・宅地建物取引士
宅地建物取引士は「宅建士」とも呼ばれ、宅地建物取引の専門家として活躍します。土地や建物を売買する人が不利益とならないよう利益を保護し、法律で定められた事務を公正に行います。

 

◆民間資格

・秘書技能検定
秘書技能検定では、秘書として働く上で大切な「人柄のよさ」について学びます。社会人としての基本的な常識から、相手に好印象を与えるコツについて、筆記試験と面接試験を通して獲得するものです。

 

・調剤事務管理士

薬剤師は調剤を担当しますが、調剤事務管理士は主に薬剤師のサポートを行います。医師が交付した処方箋を患者から受け取り、会計まで事務全般を担います。

 

・インテリアコーディネーター

快適な住まいを作り上げるため、内装や家具などインテリア全般におけるアドバイスをデザイナーと協力して行います。住宅メーカーや工務店、家具販売店、デザイン事務所に勤務したり、フリーランスとして働いたりします。また、この資格は女性の受験者が多く、実際の現場でも多くの女性が活躍しています。

 

・ケアマネージャー

「介護支援専門員」のことをケアマネージャーと呼びます。要介護者の状況に合わせて、身体と心理に必要なケアプランを考え作成します。給付管理業務や相談業務も担当することがあります。

 

・CAD利用技術者

コンピュータを使ってCAD(Computer Aided Design)と呼ばれる設計ツールを操作する技術を習得します。主に設計事務所や建築関係の職場で活躍し、近年ではCADが広く認知されてきたことから高い技術を持つCAD利用技術の需要が高まってきています。

 

■就職活動において資格を取るメリット

高卒者が資格を持っておけば、求人に応募した際に履歴書上で自分ができることをアピールしやすくなります。アルバイトの経験などよりも、努力が目に見える形となることで有利に就職活動を進められ、就職活動で他の応募者と差をつけられるでしょう。また、新卒で入社する時点ですでに業務に関する知識を持っていれば、入社後の業務にも慣れやすくなるでしょう。

資格によって就職先の選択肢が広がることは大きなメリットです。資格を持っていなければできない仕事にチャレンジすることも可能となります。希望する職種が決まっているなら、就職活動を有利に進めるため、早めに資格を取得して備えておくのがおすすめです。

 

■【高卒】就職活動を有利に進めるために

続いては、高卒者が就職先を決めるときに持っておきたい資格について、いくつかご紹介します。

◆運転免許

運転免許はあらゆる仕事で必要とされる資格です。運送業や建設業での就職を考えている場合、大型車の操縦を求められることもあります。普通免許だけでなく必要に応じて大型車の免許取得も検討してみるとよいでしょう。また、営業職の場合も車の運転を必要とされるケースが多いため、運転免許を取得して練習しておくことをおすすめします。

◆介護福祉士

少子高齢化が進む中で、介護業界の人手不足が問題となっています。介護福祉士は国家資格であるため、介護の現場では非常に重宝されるでしょう。

 

◆簿記実務検定(全国商業高等学校協会主催)

「全商簿記」と呼ばれるもので、高校の教科書の内容に基づき出題されます。事務職を目指す学生であれば、就職活動の際に役立つでしょう。

 

◆宅地建物取引士

不動産業界・建設業界・金融業界などでスキルを活かすことが可能です。安定した企業で働けるチャンスも多いため、高卒者に限らず人気がある資格です。

 

■資格を取るには?

高卒者が資格を取るためには、どうしたらよいのでしょうか。最後に資格取得の方法について見ていきましょう。

◆資格取得のできる専門学校に通う

資格を取得するために専門学校に通い、専門的な勉強を行います。同じ目標を掲げる仲間と一緒に学べるためモチベーションを保ちやすいのがメリットです。ただし、専門学校の授業料などが必要になるため、金銭面での負担が大きいのがデメリットといえます。

 

◆高校生向け通信教育で国家資格を取得する

高校生向けの通信教育で独学し、国家資格を目指すのも一つの方法です。学校に通う必要がないため金銭面での負担は少ないものの、モチベーションを維持するのが難しく、勉強が思うように進まなくなることもあります。あくまでスケジュール管理が得意な人におすすめの方法です。

 

◆高卒者向けの就職支援サービスを活用する

高卒者用の就職支援サービスを使って、資格や就職についての相談をするのもおすすめです。インターネットでやり取りを行えるサービスもあるため、自宅のパソコンやスマートフォンからでも気軽に相談できます。

 

■まとめ

今回は詳しく紹介していませんが、TOEICなどの英語検定やMOSなどのIT関連の資格もあります。こういった資格についても企業や職種によっては採用において有利に働くため、就職したい職業や企業に合わせて資格の取得を目指すことをおすすめします。また、トレーナーとして働くことのできる柔道整復師や食事管理の資格である栄養士など、特別な養成学校に通わなければならない資格も存在します。こういった資格はそれなりの時間と費用をかけて取得することになります。

高卒と大卒の違いは大学を卒業したかどうかという差ですが、これは大学卒業資格を得たかどうかの差です。つまり、専門的な資格の取得は高卒と大卒のハンデを埋める方法の一つであるとも考えられます。

しかし、「高卒就職で苦労しないために、何か資格を取得しておきたい」と考えていても、何から始めればよいのか分からなくなってしまうこともあるでしょう。まずは、実際に高卒就職を有利に運ぶ資格がどれなのかを確認しておきましょう。そしてその中から自分の目指す職種に関わる資格や興味を持てる資格を見つけたら、後は地道に勉強あるのみです。何か少しでも気になることがあるなら、「ジョブドラフト」に相談することをおすすめします。