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アパレル業界の就職に学歴は関係ない!高卒者がアパレル業界で働くには

2020.04.23

高卒就職でアパレル業界を検討している方へ。
アパレル業界は、流行やファッションに敏感な高校生から人気が高い業界のひとつですが、いざ就職活動を目前にすると、どのような目標を立てれば良いのか悩んでしまうこともあります。今回の記事では、高卒でアパレル業界を目指す際のポイントや仕事内容、働く際の注意点について解説します。

 

■高卒者におけるアパレル業界の魅力

男女問わず幅広い年代が活躍できるアパレル業界。高卒者にとって、新卒で入るアパレル業界にはどのような魅力があるのでしょうか?

 

◆未経験でも働きながらやりがいを感じられる

高卒の場合、多くの業界で未経験からのスタートとなりますが、アパレル業界は接客を通じてやいがいを感じやすい業界です。自分がおすすめした商品やコーディネートをお客さまに気に入ってもらえると、達成感や自信に繋がります。
また、アルバイト採用から正社員へステップアップするという道も存在します。

 

◆アパレルのトレンドなどに詳しくなる

アパレル業界では、常に最新のファッションやコーディネートを取り入れた販売を行います。働きながらトレンドをキャッチでき、先取りした流行を自分のコーディネートに活かすことも可能です。オシャレやファッションに関心が高い人ほど、仕事に楽しさを見出せるでしょう。

 

◆自社ブランドの商品を社員割引で購入できるケースがある

アパレル店員になると自社の洋服を着て店頭に立つ場合が多いですが、気に入った洋服は社員割引制度で通常価格よりも安く購入できるケースがあります。割引率は企業によって異なりますが、好みのブランドや人気の洋服を安く購入できる点は、アパレル業界ならではの魅力です。


■アパレル業界は高卒未経験でも就職できるのか

アパレル業界は、アルバイト経験がない未経験の高卒者でも正社員として働くことができます。未経験でアパレル業界に就職する場合、接客の知識や経験を積んでいくためにショップ店員として店舗勤務するケースが一般的です。
店員として経験を積むことで将来的に店長となり店舗を仕切るケースもあります。

高卒でアパレル業界への就職を目指すなら、応募する企業や接客業に対して前向きな姿勢を持つよう心がけましょう。アパレル業界では学歴よりも人間性や考え方などが重視されやすいため、採用面接で好印象を与えやすい以下のような点をアピールすることが大切です。

 

◆そのブランドやファッションがどれくらい好きなのか

就職を希望するブランドを好きになったきっかけや、ファッションが好きな理由などをアピールしましょう。企業コンセプトやブランドイメージに沿った内容は志望動機にも繋げやすく、良い印象を与えやすいです。高校生のうちから、そのブランドの様々な店舗に足を運び、それらの店舗をみて自分はどう思ったのか、店員のどのような点に魅力を感じたのかなどをメモしておくといいでしょう。

 

◆他の業界であっても接客の経験があればアピールする

高校生時代のアルバイトで接客を経験しているなら、印象に残った出来事や接客業を通じて得たものなどをアピールポイントに加えましょう。接客業が自分に向いていると感じるならば、なぜそう思ったのか具体的な理由も説明できると良いです。

 

◆挨拶や笑顔など、接客において重要な点を意識する

自然な挨拶や笑顔を意識できると、良い第一印象を与えられるでしょう。接客業では、店員の立ち振る舞いや何気ない一言などがお客さまの気持ちへ大きな影響を与えます。採用面接では面接官の目を見て会話し、一方的なアピールにならないよう注意しましょう。

また、入社後は以下のようなスキルを伸ばすことを意識して、自分に足りない知識を身につけていくことがおすすめです。
 

◆コミュニケーション能力

初対面の人と気さくに会話を楽しめるようなコミュニケーション能力があると、アパレル業界で活躍しやすいでしょう。相手の話をきちんと聞けているか、自分の言いたいことが正しく伝わっているかなど、基本的なコミュニケーション能力は従業員同士の会話においても必須のスキルといえます。

 

◆周囲への気遣いや気配り

お客さまや従業員の動きを見て自然な気遣いや気配りができると、多くの人に「ありがとう」と言われる頼もしい存在になれるでしょう。アパレルショップでは迷っているお客さまや一人で静かに買い物をしたいお客さまなど様々ですが、ひとりひとりの動きをよく観察して、その状況に適した行動を心がけることが大切です。

 

◆商品装飾展示技能検定などの資格

特定の資格取得を目指すことで自分に足りないスキルを補うことができます。例えば、商品装飾展示技能検定は商品の見せ方やプレゼンテーションについて学べ、実践で活かせるセールススキルが身につきます。
新たに独自の企画を立案など行えると、さらなるステップアップを望めるでしょう。

 

◆色の組み合わせ方などを学べる色彩検定

色彩検定とは「カラーコーディネーター」とも呼ばれており、色の組み合わせ方などに関する知識を学べる検定です。
特に服と色の関連性は高く、色の組み合わせ次第で印象もガラッと変わります。
洋服のデザイナーとして活躍する人でも、ショップ店員であっても持っていて損はない資格となります。

 

■どのような仕事(職種)があるのか

一口にアパレル業界といってもその仕事内容は様々で、アパレルショップなどの小売店へ勤務する場合は接客業となります。接客業は、いかにそのブランドの商品が好きか、お客さまの満足いく接客を提供できるかが大切です。

アパレル業界で働くというと、「お店に立つショップ店員」をイメージする方も多いかもしれませんが、実際には以下のように多くの仕事があります。

◆販売員

店頭で接客を担当する仕事をいい、ショップ店員や店頭スタッフとも呼ばれます。自社ブランドを持つ企業に就職して販売員になるケースと、販売代行会社(※)に就職(転職)して様々なブランドの販売員になるケースがあります。
※販売代行会社とは、企業の代わりに店舗運営や販売業務を行う会社をいいます。

 

◆デザイナー(企画)

アパレルのデザインを行う人をいいます。商品開発や型紙製作などセンスを活かして働くことができます。デザイン・製作業務が中心のため、仕事で接客を行うケースはありません。

 

◆バイヤー

国内外から材料や商品の買い付けを行う人をいいます。実際に商品に触れて品質を確かめたり、トレンドを先取りして流行を作り出したりできます。

 

◆営業

自社の商品をデパートやショップなどで販売してもらうように交渉を行う人をいいます。自社ブランドや商品を気に入ってもらうためのセールススキルやコミュニケーション能力が求められます。

また、アパレル業界で働く場合、大きく分けて「本社勤務」と「店舗勤務」に分かれます。上で挙げた仕事では、販売員以外は主に本社勤務となる特徴があります。

アパレル業界において、本社勤務の仕事は大卒以上の学歴が求められるケースが多いですが、販売員など店舗勤務の仕事は学歴を制限されないケースがほとんどです。
そのため、高卒でアパレル業界のデザイナーやバイヤーを目指すのならば、まずは店舗勤務の販売員として経験と知識を培い、将来的に本社勤務を目指すといった目標を立てることがおすすめです。


■アパレル業界で就職する際の注意点

高卒でアパレル業界へ就職すると、前述のとおり接客業からのスタートとなります。接客業はカレンダー上の休日は基本的に出勤日となるので、土日や大型連休などに休みが取りにくい傾向があります。
また、企業によっては、販売員に「売上ノルマ」や「インセンティブ制度」などを設けている場合もあるでしょう。憧れのアパレル業界に就職して、「理想と違った……」という事態を事前に避けるためにも、必ず求人応募前に募集要項を確認し売上ノルマや給与体制について確認しておきましょう。


■まとめ

アパレル業界は、ショップなどの小売店へ勤務する場合、大卒以上などの学歴が問われないケースがほとんどです。店舗勤務の販売員は高卒者でも目指すことができ、経験を積んでスキルを磨くことで、デザイナーやバイヤーとして本社勤務(もしくは転職)を目指すことも可能です。また、はじめはアルバイト雇用から始めるという手段もあります。
アパレル業界で将来的にどのようなキャリアアップをしたいのかを考え、目標に向けた就活を進めていきましょう。