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高卒就職の年収とは?高卒でも高年収を得る方法とおすすめ業界TOP7

2020.04.13

高卒就職を検討するとき、高卒や大卒の年収の差が気になりますよね。今回の記事では、高卒就職の平均年収や高年収を得る方法、高年収が見込めるおすすめの業界について解説します。

 

■高卒就職の平均年収と生涯賃金~大卒とどのくらい違う?

高卒就職では、どれほどの年収が見込めるのでしょうか?厚生労働省の調査をもとに、大卒就職と比較した場合の年収相場を見ていきましょう。

参照:平成30年賃金構造基本統計調査結果(初任給)の概況


◆高卒と大卒の初年度年収

初任給を含む初年度年収は、その仕事のスタートラインとなる年収。初任給の相場は高卒が約16.5万円、大卒が約20.6万円で、それぞれの差は4万円ほどです。
初任給から高卒、大卒それぞれの初年度年収を考えると、単純計算で高卒が約198万円、大卒が約247万円となり、その差は約50万円です。

 

 

高卒

大卒

学歴による差

初任給

約16.5万円

約20.6万円

4.1万円

初年度年収

約198万円

約247万円

49万円

    

◆高卒と大卒の平均年収比較

一般的に、勤続年数や年齢が上がるにつれ、年収は増加します。年収は性別によっても差があるため、以下では30~34歳を例に、男女の平均年収を確認しておきましょう。

 

 

高卒

大卒

学歴による差

平均年収

男性

約405万円

約509万円

104万円

女性

約320万円

約442万円

122万円

    
    

◆高卒と大卒の生涯賃金比較

生涯賃金は一生のうちに得られる賃金のことです。高卒の場合、男性が約2億4,000万円、女性が約1億8,400万円という統計が出ています。大卒では、男性が約2億8,600万円、女性が約2億3,500万円の生涯賃金を得られるといわれ、学歴による生涯賃金の差は男女ともに4,500万円以上の差が出ることが分かります。

 

 

高卒

大卒

学歴による差

生涯賃金

男性

約2億4,000万円

約2億8,600万円

4,600万円

女性

約1億8,400万円

約2億3,500万円

5,100万円

 

■高卒就職で高い年収を実現する方法4つ

高卒就職は、統計上では、大卒よりも平均年収が低いことで知られます。しかし、高収入に繋がる以下のポイントを押さえた就職活動・キャリアアップができれば、高卒で高年収を目指すことが可能です。

◆年収の高い業界を狙って就職する

平均年収が高い業界やキャリアアップを目指しやすい業界を選ぶことで、高卒でも高収入を得られる可能性があります。高年収を目指しやすいおすすめの業界については、下記の業界別年収ランキングを参考にしてください。


◆希少性の高いスキルを身につける

ネット社会が普及・浸透している昨今、ITやwebマーケティング、通信関連の知識やプログラミングのスキルを身につけておくと、技術者としてキャリアアップしやすく、高年収を目指すことができます。半導体や電子機器まわりのスキル、AI技術など、需要と希少性が高い技術の習得を目指してみましょう。


◆数年経験を積んだ後、同業界の会社に転職する

ひとつの会社で経験を積んだ後に同業界の会社へ転職すると、前社よりも好待遇で就職できるケースがあります。例えば、即戦力となる営業スキルや専門技術・資格を身につけていることなどが挙げられます。こうした業界経験者は役職や手当がつきやすく、年収アップを図りやすいです。


◆非正規雇用で大企業に入り、正社員登用を目指す

大企業の年収は中小企業の年収に比べて2割ほど多いといわれています。そのため、高卒で高収入を目指す際は雇用形態にこだわらず企業規模を優先し、数年後に正社員登用を目指すというのもひとつの方法です。

 

■【高卒就職】業界別年収ランキングTOP7

前述のとおり、高卒の平均年収は男性405万円、女性320万円です。これらを上回る平均年収が見込める業界なら、高卒で高年収を目指すことが可能です。以下では、高年収のTOP7業界をランキングでご紹介します。


◆第1位:IT企業

高卒の平均年収:532万円
高卒者の割合 :やや少ない
学歴よりも実務経験が重視されやすく、スキルを磨くことで学歴に関係なく高収入を目指せます。未経験で応募できる求人が豊富ですが、20代以上など年齢に指定がある場合は注意が必要です。


◆第2位:建設業

高卒の平均年収:465万円
高卒者の割合 :かなり多い
実務経験や保有資格などが重視されやすく、施工管理技士など現場で活かせる国家資格を取得すると年収アップを見込めます。未経験で応募できる求人が豊富で、働きながらスキルアップを図れる業界です。


◆第3位:製造業

高卒の平均年収:454万円
高卒者の割合 :かなり多い
未経験から始められる求人が豊富で、24時間態勢の工場では夜勤手当や残業代の支給を受けることで高年収を期待できます。未経験で応募できる求人も豊富で、働き方を工夫することで高年収を目指せる業界です。


◆第4位:金融・保険業

高卒の平均年収:446万円
高卒者の割合 :少ない
給与体制が企業により異なり、完全出来高制となることもあります。そのため、実力次第でしっかり稼げる業界といえます。求人は高卒で応募できるものが少ないため、高卒で金融・保険業を目指す場合、保険会社の営業職など、特定の職種に限られる傾向があります。


◆第5位:運送業

高卒の平均年収:441万円
高卒者の割合 :やや多い
運送業には、トラックの運転手やタクシードライバー、鉄道会社の社員など様々な職種があります。職種に適した運転免許を取得したり、技術を身につけたりすることで高卒就職を目指せるので、自分のスキルや興味関心に合わせた仕事を選びましょう。


◆第6位:小売業

高卒の平均年収:400万円
高卒者の割合 :かなり多い
小売業は高卒者全体の平均年収ほどと、給与水準は決して高くはありませんが、特別なスキルや資格、経験がなくても就職できる点が魅力です。就職後にスキルや資格を身につけて年収アップを図ることもできるので、アパレルや家電、電子機器など自分の好きなジャンルの小売業を目指してみるのがおすすめです。


◆第7位:医療・福祉業

高卒の平均年収:335万円
高卒者の割合 :多い
高卒で医療・福祉業に就職する場合、初年度年収から高年収を目指すことは難しいです。ただし、高齢化が進むにつれて医療・介護系の仕事は需要が増す見込みであり、AIは出来ない仕事なので、キャリアアップのために実務経験を積んでおくというのも、将来に繋がる良い選択のひとつといえます。


■まとめ

高卒で就職した場合の年収は、統計上は大卒より低いのが現状です。高卒で高年収を得るためには、まずは「年収が高い仕事に就く」ことや、「就職後にスキルを磨いて年収アップを目指す」ことを重視しましょう。高卒者が多い業種は学歴に関係なく就職できるチャンスが豊富で、将来を見据えた業界選びや計画的なスキルアップをしていくことで高年収を実現できます。今後のキャリアに関わる「今」を大切に、目標達成のためにも慎重な決断をしていきましょう。