高校生が就職活動で仕事探しをする際に製造業と目にすることが多いと思います。

しかし、実際に製造職の職種や仕事内容がどんなものか分からずに企業選びに苦戦している方も多いのではないでしょうか？世の中にはさまざまな仕事があるなかで、今回は、製造や検品の仕事をピックアップして説明しますので、ぜひ最後まで読んで見てください。

• 目次
• 製造職で働く楽しさとは？
• どんな人が製造・検品の仕事に向いている？
• 製造職をしている未来の自分をイメージしよう
• 製造現場でしか味わえないこともある

■製造職で働く楽しさとは？

製造職と聞いて何を思いつきますか？
製造工場と一括りにしても、車や機械などの部品製造から食品製造、プラスチック用品の製造と検品など、会社によって生み出す製品はさまざまで、身の回りの生活で必要なもばかりです。

どの製品においても「形がないところから製品を作りあげる喜び」を味わえるのが、製造工場で働く楽しさの一つです。

完成したときの達成感や喜びがあり、世の中に自分が手掛けた製品が存在しているという誇りを感じることがでるので、「この製品は自分が作ったんだ！」と友達に自慢できるかもしれませんね。

■どんな人が製造・検品の仕事に向いている？

製造職で必要なスキルはこの2点です。

・決められた作業をコツコツと進められる忍耐力

・自分の仕事に責任感を持って取り組む力

製造職の仕事の特徴は、営業や事務の仕事に比べて外部の人と接する機会の少なさです。

機械操作や検品をするための手作業を行うなかで問題が発生しても、投げ出さずに原因と対策を考え、次の仕事に活かしていく姿勢が求められています。

一つひとつの製品に向き合える責任感ある姿勢と、コツコツと丁寧な作業を進められる性格の人が製造や検品の仕事に向いているとも言えるでしょう。

■製造職をしている未来の自分をイメージしよう

製造業や検品の仕事は、将来的には製造以外の「品質管理」や「生産管理」といったキャリアにも繋がります。

製造現場では同僚と協力しながらものづくりや検品の仕事を進める必要があるので、技術面のスキル以外にも日程管理やチームワーク力を身に付けることができます。

日本のものづくりのスキルは海外から評価が高く、世界中に進出しています。海外で製造についての指導を行えたり、海外工場の立ち上げに携われたりと仕事で世界に進出できるチャンスもある仕事です。

■製造現場でしか味わえないこともある

製造工場で作られた製品が私たちの生活の至るところにあるので、縁の下の力持ちの様な重要な存在ということが分かります。

そして自分が手掛けた製品が社会やユーザーの役に立つことで、製造・検品の仕事でしか味わえないやりがいや誇りを感じることができますよ。

製造現場での経験を活かして、日常生活をより良いものにしてみてはいかがでしょうか。