職種

WEB業界に興味がある高校生のために6つの職種の特徴とスキルをご紹介!

高校生の皆さんの中には、将来WEB業界で働きたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
高校生が「WEB関連の仕事がしたい!」と考えたときに、例えば、「どういった職種があるのか?」「高卒でも就職できるのかな?」と思う高校生も多いと思います。

WEB業界には様々な職種があるので、今回は高校生がWEB業界に就職するために6つの職種とそれぞれの必要なスキルについて解説します。
 
目次
1.WEB業界ってどんな職種があるの?

1-1.WEBデザイナー

1-2.WEBマーケティング

1-3.WEBプランナー

1-4.WEBディレクター

1-5.WEBプロデューサー

1-6.WEBエンジニア

2.WEB業界で必要なスキルと入社前に身に付けておくと良いスキル

3.WEB業界は高卒でも入社できる!その為に必要なことは・・・  
 

 

 

WEB業界ってどんな職種があるの?

WEB業界には様々な職種があります。今回の記事では、6つの職種についてご紹介します!

◆WEBデザイナー

WEBサイトのデザインをする仕事です。

クライアントの要望を聞き、WEBデザインを行います。ただ、デザインするのではなく、ユーザーが使いやすいか見やすいかなどのヒアリングを行い、クライアントの要望をしっかり聞きイメージをつかみます。

その時は、分からない部分やイメージができない部分などがあれば、細かく質問をし依頼内容のすり合わせをします。より良いものにするために意見を出したり質問をしたりなど、コミュニケーション能力も必要とする職種になります。

 

◆WEBマーケティング

WEBマーケティングとは、WEB上で行うマーケティング活動の仕事です。
WEBサイトやWEBサービスを活用し消費者を集客したりと、商品やサービスを売る仕組みを作ります。
WEBサイトに訪れたユーザーのデータを分析・検証・改善をし、販売数やサービスの登録者数、閲覧数の増加などの成果につなげるのがWEBマーケティングの手法です。

ネットショッピングやSNSなどインターネットの利用が拡大している中、WEBマーケティングの重要性は高まっています。

 

◆WEBプランナー

クライアントの求めている機能やデザインなどをヒアリングして、企画を作成する仕事です。

クライアントからの制作イメージや要望などをヒアリングし、整理します。依頼内容の確認や問題がなければ、企画書の作成、会議でディレクターやプロデューサーとともに企画内容の確認や制作スタッフの選定などを決め、制作を進めていきます。制作全体の進行管理をしたりなども行いますが、実際の制作の責任者はディレクターで、WEBプランナーは制作前の企画を設計することが業務になります。

 

◆WEBディレクター

WEBディレクターとは、制作に関する仕様やデザイン、システム開発などサイト制作に必要なチームの編成、予算やクオリティの管理など、全ての工程を指揮管理する仕事です。
WEBサイトを作る目的や要望を聞き、プロジェクトを進めます。制作に必要なデザイナーやエンジニアなどの割り当てを行い、人員やコストの管理も行います。
制作完了後は、運用業務を行い、ユーザーの意見や取引先からの意見を取り入れ改善する場合もあります。より効果的なWEBサイトを作るためにはWEBディレクターは欠かせない存在です。

 

◆WEBプロデューサー

WEBプロデューサーはWEBサイトを実際に制作するのではなく、WEBサイトのターゲットやコンセプトを立て、納期や予算、人員を管理するお仕事です。
ユーザーのデータから、マーケティング上のターゲットとコンセプトを明確にし、どのようにアクセスを集めるか企画を制作します。企画内容によって演出や広告の準備が異なるので、予算や人員、期間などもしっかりと考え決定し、目標の実現に向けて、管理・進行を行います。

 

◆WEBエンジニア

WEBエンジニアとは、WEB上で提供されるサイトやアプリケーションなどのプログラミングを行う仕事です。
クライアントの要望に従ってシステムを構築します。また、期限内にこの仕様が間に合わないといった場合に代案を提案するのもWEBエンジニアの業務の1つになります。
WEBサイトは、Javaやpythonなどプログラミング言語を使用し制作するため、専門知識を身に付けておく必要があります。
また、WEBエンジニアにもフロントエンジニア・バックエンドエンジニアの2種類あります。フロントエンジニアは、主に目に見える部分・ユーザーが接触する部分。バックエンドエンジニアは、ユーザーの情報登録など、WEBの裏側の処理システムを開発するのが役割です。

 

 

 

WEB業界で必要なスキルと入社前に身に付けておくと良いスキル

WEBデザイナーに必要なスキル
・プログラミングスキル

・デザインの知識、スキル

・WEBマーケティングに関する知識
プログラミングスキルを身に付けておくことで、デザインの幅も広がります。デザインの知識、スキルはもちろん、WEBマーケティングに関する知識スキルに関しては、流行りに敏感になり、よりクライアントの要望に沿ったWEBサイトを制作することができます。

 

WEBマーケティングに必要なスキル
・基本的なデジタル知識、スキル

・WEBサイトに関する知識、スキル

・データ分析スキル
デジタル知識、スキルに関しては、WEB/検索エンジン/SNSなどをビジネスのレベルで理解しておく必要があります。また、マーケティングに欠かせないデータ分析スキルを身に付けると、閲覧数やWEBサイトの滞在時間などのデータ分析を行い、仮説を立て、改善していく力がWEBマーケティングでは最も重要です。

 

WEBプランナーに必要なスキル
・コミュニケーションスキル

・WEBサイトに関する知識、スキル
クライアントの要望を聞く立場になるので、聞く力、コミュニケーションスキルがとても重要です。
要望を聞いている際に意見がすれ違い、そのまま制作が進んでしまうと時間や予算を無駄にしてしまいます。コミュニケーションスキルがあると、意見のすり合わせをするために役に立ち、またWEBサイトに関する知識を身に付けることで、より良いWEBサイト/サービスの制作ができます。

 

WEBディレクターに必要なスキル
・リーダーシップスキル

・進行管理スキル

・予算管理スキル
WEBサイトの制作には多くのスタッフが関わって制作するので、スタッフを取りまとめるリーダーシップスキルが必要です。また進捗状況を確認したり予算内に抑え、期日までに完成させるため、進行管理スキルや予算管理スキルは重要です。

 

WEBプロデューサーに必要なスキル
・予算管理スキル

・プロジェクト管理スキル

・プレゼンテーションスキル
WEBディレクターと同じようにプロジェクトを予算内に収めるための予算管理スキルや、目標の達成のため的確な指示を出したりとプロジェクト管理スキルが必要です。またクライアントに対し、企画の提案も行うので、プレゼンスキルは必要です。

 

WEBエンジニアに必要なスキル
・プログラム言語の習得

・コミュニケーションスキル

・勉強する能力
WEBエンジニアでは業務内容によって、使用するプログラミング言語が異なります。幅広い業務に対応するためには、Javaやpythonなど様々なプログラミング言語を習得、勉強をする必要があります。

またクライアントからの要望の中には専門用語を使われないこともあるので、要望を聞き、内容を理解してどう進めていくかをしっかりと伝えるコミュニケーションスキルが重要です。
 

入社前にはパソコンスキル、専門知識スキル、それぞれの職種による知識スキルの理解を深めることも重要です。
パソコンの基本的な操作を覚えたり、入社前に就きたい職種について調べ、専門的な知識やスキルを勉強することで、少しでも余裕をもってスタートが切れます。

 

 

 

 

WEB業界は高卒でも入社できる!その為に必要なことは・・・

 WEB業界に就職したい高校生の皆さんの中には、「高卒よりも大卒のほうがWEB業界に就職しやすいんじゃないか」と思う方も多いと思います。

WEB業界と聞くと、専門用語がたくさんあって難易度の高い技術が必要なのではないかという印象を受けたりすると思うのですが、WEB業界は学歴関係なく、個人の努力や実力で採用を判断、また未経験でも1から教育するといった会社が多いので、高卒でも就職を目指すことは可能です。


また、興味を持った職種や就きたい職種についてたくさん調べましょう。入社してから思っていた業務と違ったということにならないように、専門的な知識職種によって異なる知識、スキルを調べて理解しましょう。
WEB業界について興味を持った高校生は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。