インフルエンサーとは、SNS上で影響力がある人のことです。芸能人をイメージしがちですが、一般の人であっても、各種SNSのフォロワー数が多ければインフルエンサーといえます。フォロワーの人数が多い、もしくは投稿すると「いいね!」がたくさんつくアカウントは、投稿を見た人の行動を変えていく影響力があるのです。
「この投稿面白いからいいねしよう」「この人がいいって言っているから買ってみよう」「この人が投稿しているものが欲しいな」「この人みたいになりたいな」などSNSの投稿を見て、ついつい影響されたことはありませんか?情報社会真っ只中の今、インフルエンサーのもたらす影響力を高く評価し『インフルエンサー採用』を始めた会社があります。採用の基準はそれぞれで、フォロワー数やいいねの数が一定数以上あることが条件ではあるものの、具体的な数字や基準は会社によって異なるようです。
インフルエンサー採用をしている会社の1つとして、眼鏡を取り扱っている「OWNDAYS」さんが話題です!この会社では、年齢や学歴は不問。フォロワー数10,000以上であれば、選考が優遇されます。
実際にインフルエンサー採用された人は、発信力や特有のセンスを生かした接客やデザイン、企画など様々な仕事で活躍の場があります。また、会社の多様な情報に関して、通常の仕事と合わせてPR活動も行っており「インフルエンサー手当」として基本給が5万円もUPするそうですよ♪
高校生も日頃から何気なく発信しているSNS。
実はそれが、就職の武器になるかも?!
みなさんの中にも、「ネット検索よりもSNSでお店を調べたり、流行りを知った!」という人はいませんか?
SNSに情報を発信することで、高校生などの若い層に会社のことを知ってもらうきっかけづくりができます。特にインフルエンサーはフォロワーを多く抱え、自社のPR活動にも即戦力として活躍できると考えられているため、インフルエンサーのような「発信力がある人」が今注目されているのです。
現時点では高卒採用でインフルエンサー採用を取り入れている会社はありませんが、近い将来高校生のみなさんを対象にインフルエンサー採用が取り入れられる可能性はゼロではないでしょう。
今後、高卒採用でもインフルエンサー採用がされた場合のメリットやデメリットは、何があるでしょうか?メリットとして考えられることは、自分の発信力や投稿センスで就職内定がもらえることです。
一方、デメリットとして考えられることは、仕事として引き受ける分の責任が伴うということです。会社のPR活動とし情報発信することは、プライベートで自由に気楽に投稿するのとはワケが違います。企業によっては、SNSに投稿する内容にルールが決められているので、それに従いながら企業側の想いを伝え、相手の心を動かすことが求められます。
小学生や中学生からSNSに慣れているみなさん、SNSを通じて培った自分の個性を武器に働くことができる時代がやってきましたよ!学歴ではなく、発信力や発想力など学校のテストだけでは計れない力を求めている会社は存在します。
高校生のみなさんのように可能性に満ちた人たちに価値を感じている会社が増えてきている時代。「いいねがたくさんもらえて嬉しい!」が、実はあなたが将来働く上で武器になるかもしれないことを知っておいて損はないでしょう。