
志望動機で「家から近いから」はNG?本音を好印象な言葉に言い換えるコツ
高校生の就職活動で必ず聞かれるのが志望動機です。履歴書を書く際や面接の練習で、多くの人が一度は悩むポイントでしょう。
実際、家から近い・通勤が楽そうという理由でその会社に興味を持った人も多いはずです。ですが、履歴書や面接で「家から近いから」と正直に伝えると、面接官からはあまり良い印象を与えにくいです。
この記事では、家から近いという本音を、採用担当者に好印象を与える志望動機に変換する具体的なテクニックや例文を分かりやすく解説します。
家から近いことをそのまま伝えるのが良くない理由
会社側は志望動機を通して「なぜうちの会社で働きたいのか」「長く働き続けてくれそうか」を確認しています。
「家から近いから」という理由だけを伝えてしまうと、採用担当者に次のようなマイナスイメージを与えてしまうリスクがあります。
・近ければどこでもいいのではないかと思われる
・仕事に対する意欲ややる気がないと思われる
・会社の特徴や仕事内容を調べていないように見える
「家から近い」というのは、あくまで自分にとってのメリットです。
そのため、自分の都合だけでなく会社の魅力や仕事への意欲をセットにして伝える必要があります。
好印象を与える3つの変換テクニック
「家から近い」という本音を前向きな理由に変換するためには、発想を少し変えてみるのがコツです。次の3つのテクニックを使って文章を組み立ててみましょう。
1. 体力や時間を仕事に活かせるアピールに変える
・変換前
家から近くて通勤が楽だから。
↓
・変換後
自宅からも近いため体調管理がしやすく、毎日の業務に集中して取り組むことができます。通勤時間が短い分、自己学習の時間に充てられると考えています。
通勤の負担が少ない分、毎日元気に働けたり体力を温存することができ、仕事に必要な勉強の時間にあてられることをアピールすると好印象になります。
2. 地域貢献や親しみやすさに変える
・変換前
近所にあって通いやすいから。
↓
・変換後
小さい頃から御社(貴社)のサービスに触れており、親しみのある会社で、地域社会に貢献したいため。
地元にある会社や、定期的に製品やサービスを利用したことがある会社であれば「昔から知っている」「地域に密着している」という視点から志望動機を作ることができます。
幼い頃から利用していた・目にしていたなどといった具体的なエピソードを添えると、説得力がぐっと高まります。
3. 会社への興味を一番の理由にする
・変換前
家から近くて、仕事内容も良さそうだったから。
↓
・変換後
もともと御社(貴社)の製品に興味があり企業研究を進める中で、自宅から通える場所に工場があることを知りました。仕事内容にも魅力を感じ、長く働きたいと考え志望しました。
仕事内容に惹かれたという理由を前面に出し、さらに通いやすい場所にあるという順番で話すことで、「家から近い」という事実は補足程度の扱いになり、一番の理由は会社の仕事内容や商品に対する興味・関心になるため志望度の高さをアピールできます。
そのまま使える志望動機の例文
履歴書や面接で使える文章の組み立て方をパターン別にご紹介します。
注意!
志望する会社の呼称は、履歴書などの書面では「貴社」、面接など対面の場では「御社」と伝えましょう!
例文1:体調管理や安定した勤務をアピールする場合
私が御社(貴社)を志望した理由は、製品の品質に対するこだわりに強く惹かれたからです。
説明会で手作業による丁寧な検品作業を行っていると知り、私も細部まで責任を持ってモノづくりに携わりたいと考えました。また、御社(貴社)は自宅から通いやすい場所にあり、体調管理を万全に整えて日々の業務に集中できる環境だと感じています。体力には自信があるため、日々の業務に真面目に取り組み、長く貢献していきたいと考えています。
例文2:地域への思い入れをアピールする場合
幼い頃から御社(貴社)の店舗を利用しており、スタッフの方々の温かい接客に憧れを抱いていたため志望いたしました。
地域の人々の暮らしを支える仕事に、私もアルバイトで培ったコミュニケーション力を活かして参加したいと考えています。住み慣れた地元で働くことで、地域のお客様に寄り添った丁寧なご案内ができると確信しております。
まとめ
就職活動では、志望した理由を相手に伝わりやすい言葉で表現することが大切です。
1.仕事に対する意欲や会社の魅力を一番の理由にする
2.通勤のしやすさは「健康的に長く働くため」という前向きな理由に置き換える
3.自分の体験や強みを交えて具体的に伝える
この手順を意識すれば、採用担当者にしっかり思いが伝わる志望動機が完成します。自信を持って履歴書作成や面接に臨みましょう。
