
高卒求人に多いブルーカラーの仕事とは?職種やメリット・デメリット、向いている人の特徴を解説
高校生の就職活動において、求人票に多く並んでいるのが製造業や建設業、運輸業といった現場で働く仕事です。
これらは一般的にブルーカラーと呼ばれます。
以前の記事ではブルーカラーとホワイトカラーの違い・比較を解説しましたが、今回は新規高卒求人の多くを占めるブルーカラーの仕事についてより深く掘り下げていきます。
高卒求人にブルーカラーの仕事が多い理由
高校生向けの求人市場において、現場で体を動かす職種の割合は高い傾向にあります。
現場の仕事では、事前の知識よりも入社した後の実際の業務を通して技術を身につけることが重視されるため、経験がなくても真面目に取り組む姿勢があれば歓迎されます。
また、現代社会では道路や電気など生活に必要な設備(インフラ)を支える人材が不足しているため、将来も安定して求人があります。
高校生に身近なブルーカラーの主な職種
現場で働く仕事の内容はさまざまです。特に新規高卒者向けの募集が多い代表的な職種を紹介します。
・製造業
機械類や食品などの工場で、製品の製造・検査を行う仕事です。マニュアルや作業手順が整備されている職場が多く、未経験からスタートしやすいのが特徴です。福利厚生やサポート制度が充実している傾向があります。
・建設業
家を建てたり道路を整備したりする仕事です。大工や電気工事士など多くの専門分野があります。最初は先輩のサポートを受けながら技術を覚えていきます。自分が関わった建物が完成し形として残る達成感があります。
・運輸業、物流スタッフ
荷物の仕分けや配送を行う仕事です。倉庫内での荷物の管理や仕分けを行なったり、大型免許を取得してドライバーを目指すといったキャリアを積むことができます。
ブルーカラーのメリットとデメリット
メリット
・若いうちから高い技術が身につく
現場での実践を通して手に職をつけられます。若いうちから技術を磨くことで、将来的にはその分野のスペシャリスト、つまり特定の分野に詳しい専門家として長く活躍できます。一度身につけた技術は、年齢を重ねても大きな武器になります。
・技術の習得がしっかりと評価に繋がる
多くの現場では年齢や勤続年数が基本のベースになりますが、それと同時に本人の努力も重視されます。仕事に必要な資格を早く取得したり、一人でこなせる作業の範囲が増えたりすることで、技術手当がついたり、若くして現場のリーダーを任されたりすることもあります。
・AIに代替されにくい
AIの技術が進化する現代の中でも、現場での複雑な手作業や、その場の状況に応じた臨機応変な判断が必要なブルーカラーの仕事は、AIに代わられにくいと言われています。 そのため、仕事を通して技術を身につけることで、長く安心して働き続けられる強みがあります。
デメリット
・体力を消耗しやすい
立ち仕事や重量物を運ぶ作業、外での作業などが多いため、オフィスワークに比べて肉体的な疲労が溜まりやすい傾向にあります。
・勤務時間が不規則になることがある
工場での交代制勤務や、工事等の進み具合による残業など、日によって勤務時間や休日が変動するケースがあります。
ブルーカラーに向いている人・向いていない人
【向いている人の特徴】
・忍耐力がありコツコツと努力を積み重ねられる人
日々の地道な作業を大切にし、先輩のアドバイスを素直に受け止め、真面目に聞きながら成長できる人が求められます。
・ルールや安全をしっかり守れる人
工場や工事現場では安全のためのルールを守れることが何よりも重要視されます。
・手先が器用な人
機械操作や製造、職人仕事では手作業が求められるため、細かい作業が得意な人に適しています。
・実践を通じて学ぶのが得意な人
現場で経験を積みながら成長していく仕事が多く、座学よりも実践でスキルを磨きたい人に向いています。
・チームワークを大切にできる人
ブルーカラーは人と協力して作業を進める仕事が多いため、周囲とのコミュニケーションを大切にできる人が向いています。
【向いていない人の特徴】
・体を動かす仕事に大きな負担を感じやすい人
外に出て日々体を動かす仕事が多いため、体力が極端にない人や体を壊しやすい人は負担が大きくなります。
・単純作業を続けるのが苦手な人
工場などでは毎日同じ手順の繰り返しが多くなるため、変化がない作業に飽きてしまう人には苦痛に感じられます。
まとめ
高卒求人に占めるブルーカラーの割合は高く、若手人材を積極的に採用している企業が多くあります。
体力を必要とする面もありますが、若いうちから技術を磨き、実力で上を目指していける素晴らしい働き方です。メリットとデメリット、自分の適性をしっかりと見比べながら求人票を確認し、自分にぴったりの職場を見つけてください。
