
職場見学とインターンシップの違いとは?高校生の就職活動を成功させる選び方
高校生の就職活動では「職場見学」と「インターンシップ」という単語をよく目にします。
「どっちも会社を直接見れるんでしょ?」と思っている高校生もいるかもしれませんが、この二つは内容も目的も異なります。自分に合っていない方を選ぶと、知りたい情報が得られず後悔することもあります。
この記事では、2つの違いやメリット・デメリット、タイプ別の選び方を分かりやすく解説します。
- 目次
- 1.そもそも職場見学とインターンシップって?
- 2.職場見学とインターンシップの3つの違い
- 3.職場見学のメリットとデメリット
- 4.インターンシップのメリットとデメリット
- 5.上手に使い分けて納得のいく就職活動を
そもそも職場見学とインターンシップって?
職場見学とは「目で見て会社を知ること」
職場見学は実際に会社を訪問し、働く環境や社員の姿を自分の目で確かめるイベントです。
担当者からの事業説明や、オフィス・工場などの施設案内が中心となります。学校の行事として全員で行くこともあれば、夏休みなどの就活期間中に個人で申し込んで行くこともあります。
時間は1時間から半日程度で、特別な準備も必要ないため誰でも気軽に参加できます。
インターンシップとは「実際に仕事を体験すること」
インターンシップは会社を訪問するだけでなく、実際に仕事の一部を体験する制度のことです。
説明を聞くだけでなく、社員と同じ業務を体験したり、与えられた課題に対してグループで話し合って発表したりします。
期間は1日から数週間まで様々です。職場見学に比べ、より深い部分まで仕事の本質を知ることができます。
職場見学とインターンシップの3つの違い
1. 目的の違い
・職場見学:会社の雰囲気をつかみ、仕事に対する理解を深める
・インターンシップ:自分の適性を知る、実際の業務を深く理解する
職場見学は「この会社はどんな雰囲気なのだろう」「どんな業務を行っているのだろう」という疑問を解消するために行きます。
一方でインターンシップは「この仕事は自分に向いているだろうか」「実際の業務はどれくらい大変なのだろうか」という、一歩踏み込んだ疑問を解決するために参加します。
2. 時間の違い
・職場見学:1時間〜2時間程度
・インターンシップ:1日〜数日間
職場見学は短時間で終わるため、学業や私生活の合間にスケジュールを組み込むことが可能です。
インターンシップは少なくとも丸1日、長い場合は数日間通う必要があるため、事前のスケジュール調整や準備が必要になります。
3. 内容の違い
・職場見学:会社説明、仕事風景の見学、社員への質問
・インターンシップ:会社・仕事内容説明、実務体験、社員との交流
職場見学は、挨拶や身だしなみといった最低限のマナーがあれば参加できます。
インターンシップは、社員の方との交流や実務体験もあるため、身だしなみ以外にも敬語を使った丁寧な言葉遣いや、体験への向き合い方の姿勢もある程度求められます。
職場見学のメリットとデメリット
メリット:気軽に会社を見られる
短時間で終わるため、学業や部活で忙しくても参加しやすいのが最大の利点です。
また、会社の雰囲気を直接肌で感じることができるため、求人票の文字だけでは分からない「職場の明るさ」や「社員の表情」を知ることができるため、ミスマッチ防止にも繋がります。
デメリット:仕事の実際の難しさやより深い部分までは分からない
見学ルートに沿って説明を受けるだけなので、表面的な部分しか見られないことがあります。
実際に自分がその仕事を始めたときに、どれくらい大変なのか、どのようなスキルが必要なのかといった深い部分までは理解できない可能性もあります。
インターンシップのメリットとデメリット
メリット:より入社後のミスマッチを防げる
ミスマッチとは、就職後に「想像と違った」「合わなかった」と感じることで、早期退職にも繋がってしまいます。
実際の業務を体験しておけば、やりがいだけでなく厳しさも事前に知ることができ、入社後のギャップが小さくなり、よりミスマッチを防ぐことができます。
デメリット:時間と体力が必要になる
数日間に渡って実施されることもあり、事前の準備も必要なため、時間と体力を多く消費します。慣れない環境で実際に働くため、職場見学よりも緊張感があり、精神的な疲れを感じることもあります。
上手に使い分けて納得のいく就職活動を
職場見学とインターンシップは、どちらが優れているというわけではありません。
会社の雰囲気・業務内容を知りたいという時には職場見学を利用し、実務も体験してみたいという時にはインターンシップに参加して理解を深めるというように、段階に合わせて使い分けてみましょう。
注意点として、職場見学は学校によっては一人一社のみなど見学数の制限が設けられている場合があります。進路指導の先生や担任の先生に確認した上で職場見学に臨みましょう。
また、高校生向けのインターンシップを実施している企業はまだ多くありませんが、近年は受け入れを行う企業も増えています。
先生に相談したり、ジョブドラフトでも今後特設サイトや申し込みができる機能を実装予定ですので、引き続きチェックしてみてくださいね。
それぞれの特徴を正しく理解し、自分の状況に合った方法で情報を集めて、納得のいく進路選択につなげてください。
