
年間休日120日って実はすごいの?高校生の就活で知っておきたい休みの基準
この記事を読んでいる高校生のみなさんは、進路を考える中で就職という選択肢が頭にある人も多いのではないでしょうか。
就職活動の中では必ず求人票を目にしていくことになりますが、給料や仕事内容と同じくらい大切なのが休日です。求人票をよく見ると「年間休日」という項目があり、その中で120日という数字をよく目にしませんか?
この数字を見ても、休みが多いのか少ないのかパッとイメージできる高校生は少ないでしょう。
今回は、高校生のみなさんが就職したあとに後悔しないよう、年間休日120日が実際にどのくらい休めるのか分かりやすく解説します。
- 目次
- 1.年間休日120日って具体的にどれくらい休めるの?
- 2.日本の平均的な休みはどれくらい?
- 3.休みが多いことのメリット
- 4.「週休二日制」「完全週休二日制」の意味は異なる
- 5.休みが少ない会社がすべて悪いわけではない
- 6.まとめ
年間休日120日って具体的にどれくらい休めるの?
1年は週に換算すると52週あり、土曜日と日曜日が毎週休みとする場合、約104日の休みになります。
さらに祝日、もしくは年末年始休暇+夏季休暇を合わせると、だいたい120日前後になります。
つまり年間休日120日というのは、以下の期間に休みがある会社ということです。
・土日祝
・土日+その他平日のどこか(多くはお盆と年末年始)
・1週間に2日間の休日+祝日orその他平日のどこか
学校と比べると休みは減りますが、休める時期はほぼ同じと考えると、イメージしやすいかもしれません。
日本の平均的な休みはどれくらい?
では、世の中のすべての会社が120日以上休めるのかというと、実はそうではありません。
国の調査によると、日本の会社全体の平均的な年間休日は、約112日と言われています。つまり、年間休日120日という会社は、平均よりも8日ほど休みが多いことになります。
参照:厚生労働省「令和7(2025)年就労条件総合調査 結果の概況」
労働基準法では、「週の労働時間は40時間まで」かつ「1日の労働時間は8時間まで」と定められており、これらを日数に換算すると会社は働く人に対して、少なくとも年間105日前後の休みを与えなければならないということになります。
そのため、120日という数字は、法律で決まっている最低限のラインよりも2週間近く多く休めることになります。
参照:厚生労働省「労働基準法の基礎知識」
求人票の中には、年間休日が105日を下回っている会社がありますが、この場合は1日の所定労働時間が7時間と短く設定されていたり、上記の労働基準法をきちんとクリアした内容になっています。
(例:1日の労働時間が6時間半×週6日勤務=週39時間の労働)
休みが多いことのメリット
年間休日が多い会社で働くと、具体的にどのようなメリットがあるのか?
1.体と心をしっかり休ませることができる
新社会人は覚えることがたくさんあり、想像以上に疲れます。土日にしっかり休むことで、1週間の疲れをリセットし、月曜日からまた元気に働くことができます。
2.趣味や友達との時間を大切にできる
土日休みの場合は毎週決まった曜日がお休みになるため、友達と予定を合わせやすく、遊びに行ったり、自分の好きな趣味に没頭したりする時間をしっかり確保できます。
3.将来の勉強や資格の取得に時間を使える
新たに知識を身につけたい、さらに自分のスキルを上げたいと思ったとき、まとまった休みが多いと勉強する時間を作りやすくなります。
「週休二日制」「完全週休二日制」の意味は異なる
この二つの単語は、就活をしているとよく耳にする言葉ですが、この二つの意味は大きく異なります。
・完全週休二日制…年間を通じて、毎週必ず2日間の休みがある
この場合、求人票では「週休二日制」という項目で「毎週」と記載されている会社が該当します。
・週休二日制…月に1回以上週に2日間の休みがあり、その他の週は1日以上の休みがある
例えば、週休二日制(土、第1・2水曜)の場合だと、土曜日と第1・2水曜日が休みになります。
それぞれの意味を理解したうえで、生活スタイルに合った条件を探しましょう。
休みが少ない会社がすべて悪いわけではない
ここまで休みの多さの魅力を伝えてきましたが、年間休日が少ない会社がすべて悪い会社というわけではありません。
接客業など年中無休のことが多いサービス業では、年間休日が105日前後に設定されていることもありますが、以下のようなメリットもあります。
・自身の希望した曜日に休みが取りやすい
シフト制を採用している企業が多く、スケジュールを組みやすかったり、平日の比較的人の少ない時にお出かけがしやすいというメリットもあります。
・1日の労働時間が短かったり給与が高めに設定されている
基本の休みは少なくても、その分1日の労働時間が短かったり、働いた分だけお給料が高く設定されている会社もあります。
自分が何を一番大切にしたいか、よく考えて判断しましょう。
まとめ
求人票ではどうしてもお給料の金額に目が行きがちですが、実際に働き始めると、休みの多さは毎日のモチベーションや健康に大きく影響してきます。
自分が社会人になったら、仕事に全力で打ち込みたいのか、それとも趣味やプライベートの時間も同じくらい大切にしたいのか。どんな毎日を送りたいかを想像してみましょう。
もし、プライベートも大切にしながら無理なく働き続けたいと考えているなら、年間休日120日という数字は、会社を選ぶための一つの目安になります。
求人票を細かくチェックして、自分にぴったりの会社を見つけてくださいね。
