
「安定」って何?大手企業と地元の優良中小企業、どっちが自分に向いてる?
高校卒業後の進路として就職を考えているみなさんの中には、安定した会社で働きたいと思っている人が多いのではないでしょうか。
しかし、何をもって安定と言うのかは人によって違います。有名な大企業に入ることなのか、それとも地元で長く愛されている中小企業で働くことが安定なのか。
今回は、大手企業と中小企業それぞれの特徴やメリット、デメリットをわかりやすく解説します。自分にはどちらの働き方が向いているのかを一緒に考えていきましょう。
就活でよく聞く「安定」とは?
就職活動において安定を求める場合、一般的には知名度のある大企業であったり、長く続いていることや基本給が低すぎない、福利厚生が手厚いことなどを指す場合が多いです。
しかし今の時代は大企業であっても、時代の変化によって経営が苦しくなったり、希望退職を募ることがあります。そのため、会社の規模が大きいから絶対に安心とは言い切れないのが現状です。
本当の安定とは、会社の知名度だけで決まるのではなく、その会社が社会から必要とされ続けているか、そしてそこで働くあなた自身が、どこでも通用する力を身につけられるかどうかにあると言えます。
大手企業で働くメリットとデメリット
では、大手企業で働くことにはどのような特徴があるのでしょうか。
メリット
大手企業の最大のメリットは、やはり充実した制度とお給料です。
研修制度がしっかりと整っていることが多く、社会人のマナーや仕事の基礎を基礎からじっくりと学ぶことができます。また、お給料のほかにボーナスが複数回支給されたり、お休みがとりやすかったりするのも魅力です。
デメリット
大手企業は働く人数が非常に多いため、仕事が細かく分担されています。そのため、自分が担当する仕事が全体の中でどう役に立っているのかが見えにくく、やりがいを感じるまでに時間がかかることがあります。また、全国や海外に支店がある会社の場合、自分の希望しない地域への転勤を命じられる可能性があります。
中小企業で働くメリットとデメリット
中小企業というとイメージがつかみにくいかもしれませんが、実は専門性の高い技術を持つ会社や、地域に欠かせないサービスを提供する会社がたくさんあります。
メリット
中小企業は支店がない所も多く、転勤がないため、自分が生まれ育った地域や、暮らしたい地域で安心して長く生活・貢献できます。
また社員数が大企業と比べて少ないため、一人が担当する仕事の幅が広く、早い段階から様々な経験を積むことができます。社長や先輩社員との距離も近く、自分の意見や頑張りが会社に直接届きやすいのも特徴です。
デメリット
大手企業に比べると、入社後に座学でじっくり学ぶ時間は少なめで、実際の仕事をしながら覚えていくスタイルの会社が多いです。 また、お給料や福利厚生の充実度において、大企業ほどの手厚さが少ない場合もあります。
あなたに向いているのはどっち?
大手企業と地元の優良中小企業にはそれぞれ異なる良さがあるため、どちらが優れているということはありません。大切なのは、あなたの性格や、将来どのような生活を送りたいかという希望に合っているかどうかです。
大手企業が向いている人
・知名度のある会社で働きたい人
・整った研修環境でじっくり成長したい人
・高いボーナスや手厚い福利厚生を重視したい人
・転勤で様々な土地に行ってみたいというアクティブな人
地元の優良中小企業が向いている人
・住み慣れた地域を離れたくない人
・家族や友人の近くで安心して暮らしたい人
・若いうちから色々な仕事を経験したい人
・アットホームな雰囲気の中で働きたい人
まとめ
就職はこれからの長い人生を決める大きなイベントです。安定という言葉のイメージだけで選ぶのではなく、自分が働く上で何を一番大切にしたいのかをじっくり考えてみてください。大企業のきっちりとした環境が合う人もいれば、中小企業で個性を発揮できる環境が合う人もいます。
就職活動の中で、求人票を見たり、実際に会社を見学したりする機会があると思います。
その時は、会社の名前の大きさに惑わされず、そこで働く先輩たちの姿を自分の目で見て、自分が毎日楽しく働いている姿を想像できるかどうかを基準に、自分にぴったりの会社を見つけてくださいね。
