
【入社準備】必ず知っておきたいビジネスマナーの基本
高校3年生のみなさん、いよいよ卒業まで残り3か月を切りました。
4月から社会人としてちゃんとやっていけるか不安を感じ始める高校生もいるかもしれません。
今回は、入社前の今だからこそ知っておきたい、就職準備のビジネスマナーの基本をまとめました。ちょっとした心がけだけで、社会人としてのスタートがぐっとスムーズになりますよ。
まずは「第一印象」でほぼ決まる
ビジネスの世界では、第一印象がものすごく大切です。
実は、人は相手を見た時、たった数秒で「感じがいい」「しっかりしていそう」などを判断しています。
これは”メラビアンの法則”と呼ばれ、人が相手の印象を判断する時に影響する割合は見た目や雰囲気が半分以上を占めると言われています。
・見た目・雰囲気(視覚情報)55%
・声のトーンや話し方(聴覚情報)38%
・話の内容(言語情報)7%
そのため、清潔感があるか、明るい表情か、声が聞き取りやすいかといった部分が、第一印象に大きく影響します。これから始まる初出社や研修で好印象を与えるために、今のうちから意識しておきましょう。
挨拶・返事は「明るく・はっきり」が基本
社会人として働く上で、挨拶と返事は一番大切なマナーです。よく言われているのが、「挨拶がしっかりしている子は印象がいい」ということです。
研修や初出社のときに必ず見られる部分なので、今のうちから習慣にしておくと安心です。
ビジネスでの基本のあいさつ
・「おはようございます」「お疲れ様です」「よろしくお願いします」
・声のボリュームは普段より少し大きめに明るいトーンで
・会釈は前に15〜30度くらい(軽くでOK)
・返事は「はい!」「承知いたしました」と短くはっきり言いましょう
語尾をごまかさず、ハッキリ言えるだけで一気に好印象になります。
大きな声を出すのが恥ずかしい人は無理に大声を出さなくても大丈夫です!
相手の目を見て、口角を少し上げて会釈するだけでも、相手に感じがいいと伝わります。
話すときは「結論→理由→具体例」の順で伝える
社会に出ると先輩や上司に報告したり、相手に状況を説明したりする場面が増えます。
その際「結局、何が言いたいの?」と感じられてしまう話し方はNGになります。そこで役立つのが、シンプルで伝わりやすい「結論 → 理由 → 具体例」の順番での話し方です。
話すときの基本はこの3ステップ
① 結論…最初に言いたいことを伝える
② 理由…なぜそう思うのか理由を伝える
③ 具体例…実際の経験や根拠を伝える
この順番で話すだけで、説明がスッと伝わりやすくなります。
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順番 |
内容 |
役割 |
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① 結論 |
言いたいこと |
何の話か明確にする |
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② 理由 |
なぜそう思うのか |
納得感を高める |
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③ 具体例 |
実際の経験や根拠 |
イメージさせる |
【会話例】
結論:「来週の資料作成をサポートいただきたいです」
理由:「今週の案件が重なっており、品質を保つために手を借りたい状況だからです」
具体例:「具体的には、グラフ部分の作成と文章校正の2点をお願いしたいです」
この型は、職場に入ってからもずっと使える一生モノのスキルです。
いきなり順序立てて話すのが難しければ、「少し考える時間をください」「メモを見ながらでもいいですか?」と言ってしまって問題ありません! 沈黙してしまったり、適当にごまかしたりするよりも、「ちゃんと伝えようとしている」という誠実さが伝わります。
時間を守る=信用を守る
社会人にとって「時間を守る」というのは、「信用を得る・守る」ということです。ここには2つの意味があります。
1つ目は「約束の時間」です。寝坊や遅刻は、相手の時間を奪うことになります。 2つ目は「提出物の期限」です。「明日までにこれをやっておいて」と頼まれた仕事や書類の提出期限を守ることも、立派な時間のルールです。
・約束の5〜10分前には準備を万全にしておく
・提出期限は必ず確認し、ギリギリではなく余裕を持って出す
・交通機関の遅延等のトラブルが起きたら、気づいた時点で必ず連絡
・遅れる連絡が遅いと、社会人では信用を失う原因に
社会では、ちょっとした遅れが、相手の仕事やあなたの評価に影響することもあります。だからこそ、時間に正確であることはとても重要です。
今のうちから時間を意識して行動できると、入社後の評価が上がります。
ついうっかりしてしまう人は、自分の記憶力には頼らないのがコツです!
・指示されたらその場でスマホの「リマインダー」に入れる
・朝起きるのが苦手なら、目覚ましを遠くに置く
など、「忘れない努力」も大事ですが「忘れても大丈夫な仕組み」を今のうちに作っておきましょう。
素直さが一番の武器
企業の人が新卒の高卒社員に期待しているのは、完璧さではなく、社会人になるうえで大きな成長を生む素直さです。
・素直に話を聞ける
・わからないことはそのままにせず質問できる
・間違えた際は間違いを認めて、次にどうするかを考えられる
こうした姿勢があるだけで、上司や先輩は「教えやすい」「この子は伸びる!」と感じます。上記を意識しておくと、スタートダッシュがしやすくなります。
まとめ
就職準備で本当に大事なのは、難しいスキルではなく、次のような基本の姿勢です。
・清潔感を大切にする
・明るく・はっきりあいさつや返事ができる
・結論から伝える話し方を少し意識する
・素直な姿勢で学ぶ
残りの高校生活は、楽しみながら少しだけ意識を変える「入社準備期間」にしてみましょう。ジョブドラフトNaviでは、これから就職する高校生に向けたアドバイスを多数公開しています。ぜひ新社会人としての準備を行う際に活用してくださいね!
