入社準備

名刺は持ち主の分身!?名刺交換を行うときのビジネスマナーをご紹介!

高校生の皆さんは、名刺を交換する時のビジネスマナーを知っていますか?

これから社会人になる高校生の皆さんの中には、初めてお会いする取引先の方との挨拶や営業で初めての訪問で「名刺交換」をする方もいると思います。


その為に、この記事を参考に今から名刺交換のビジネスマナーを覚えて、入社後に名刺交換の正しいビジネスマナーを使えるようにしましょう。


目次
1.名刺交換をする意味・役割

2.名刺交換のビジネスマナー

2-1.名刺を渡す順番

2-2.名刺の渡し方

2-3.名刺の受け取り方

2-4.名刺を交換する時のポイント

3.名刺交換の重要性のまとめ

 

 

 

名刺交換をする意味・役割

名刺交換はビジネスの場では、以下の意味・役割を持っています。

 

・初対面の方との挨拶、自己紹介
・名刺には「名前以外にも社名・部署・役職・連絡先」が書かれており、自分が何者であるのかを明らかにする
・人脈を広める役割

 

挨拶・自己紹介は社会人として、人としても基本的なマナーです。
挨拶は、これから仕事をする上で、関わる人やお世話になる人、取引先の人と人間関係を築くためにとても重要になります。そしてその為に行われるのが「名刺交換」です。
名刺交換をすると、お互いの連絡先を交換している事にもなり、名刺は人脈を広げる役割を持っています。

 

また、「名刺は持ち主の分身」とも言われています。交換した名刺は交換した相手の分身だと思いながら扱うことを心がけましょう。

 

名刺は、
・両手で扱う
・文字が隠れないように持つ
・折り曲げたり、汚したりしないように
というように丁寧に扱う事が重要です。

 

名刺交換は社会において、挨拶や人脈を広げたりといった意味・役割を持っており、とても大切なビジネスマナーになります。
また、「名刺は持ち主の分身」と言われており交換の際は、名刺は相手だと思い丁寧に扱うことを意識して、名刺交換を行いましょう。

 

 

 

名刺交換のビジネスマナー

名刺交換のビジネスマナーをご紹介します。

名刺には渡し方・受け取り方、また状況別で色々なビジネスマナーがあります。

 

◆名刺を渡す順番

・立場が下の人(訪問した側)から名刺交換を行う
訪問した側や依頼する側から必ず、名刺交換をしていただけるように行動しましょう。

 

・(相手が複数人いる場合)役職の高い方から名刺を交換する
もし役職がわからなくても、複数人いる場合は、役職が上の方から渡すので自然に前に出てきていただけると思います。その時に渡しましょう。

 

※相手から先に名刺を渡してくれた場合
状況によっては、相手から先に名刺交換をしてくれる場合もあります。その時には必ず、「申し遅れました」と一言伝えてから名刺を渡し、受け取るようにしましょう。

 

◆名刺の渡し方

・立って行う・机の上では行わず、横にずれて名刺交換を行う


・相手が読みやすい向きで名刺入れに名刺を置き、文字を指で隠さないようにし両手で渡す


・相手の名刺の位置よりも下の位置で渡すようにし、渡す際に名前や部署、会社名を名乗る

 

◆名刺の受け取り方

・名刺は両手で受け取る
(同時に交換するときは片手になりますが、右手で渡し、左手で受け取った後、両手で持ちましょう)

 

・受け取った名刺は、自分の胸より高い位置で持つ
 

・受け取ってもすぐにしまわずに机の上に並べる
 

 

◆名刺の置き方・並べ方
・相手の名刺を自分の名刺入れの上に置き、自分から見て左側に置く
 

※複数人いる場合
・座席通りに机の上に置く

 

・全ての名刺を直接机の上に置く
 

・名刺をしまうタイミングは、相手が名刺入れに入れてから行う

 

◆名刺を交換する時のポイント

・カバンの中からすぐに取り出せるところに置いておく
 

・ジャケットの表のポケットやズボンのポケットから出さない
 

・名刺入れも古く汚くなっている名刺入れではなく手入れや新しいものを買う

 

 

 

名刺交換の重要性のまとめ

名刺交換には様々な意味・役割を持っています。特に社会人にとってとても大切な挨拶は名刺交換で行われることがほとんどです。これから関わる方たちの失礼にならないよう、正しい名刺交換のビジネスマナーを覚えましょう。
 

初めは間違えてしまったり、ぎこちなくなってしまうかもしれませんが、焦らずに落ち着いて名刺交換を行うことで、相手にも丁寧に扱いながら、尊重していることが伝わります。

「名刺は持ち主の分身」ということを意識して名刺交換を行いましょうね。

 

入社前に名刺交換のビジネスマナーに対し、不安に思ったり、練習しようと思った高校生はぜひ今回の記事を参考にしてください。