入社準備

ルールやマナーと社会人としての準備

高校生の皆さんは、社会人にはどんなルールやマナーがあるか知っていますか?
高校生には学校生活を送る上でルールがあるように、社会人にも様々なルールが存在します。

ただ社会人のルールは高校生の時と変わらないと感じる人もいると思いますが、ルールやマナーによって影響するものは大きく変わります。社会人と高校生の主な違いは、常に自分の行動に責任が発生するというところです。

まず社会人になるにあたって、初めに守らなければならない基本のルールを紹介しますので、是非参考にしてくださいね。
 

 

目次

1.社会人の基本のルールやマナー

2.入社時の準備は事前に済ませておこう

2-1.自己紹介

2-2.精神面

3.社会人になると大きく環境が変わる

 

 

社会人の基本のルールやマナー

◆挨拶や礼儀


社会人になっても、気持ちの良いあいさつをして礼儀正しく振舞うことは基本中の基本です。些細なことでも礼儀正しく接して対応していくことで、職場のみなさんに「誠実な人」という印象を与えることができます。

これから仕事を教わる立場として、周りの人へ元気の良いあいさつ、言葉遣いや思いやりなど礼儀正しい態度は決して欠かせない重要なことです。入社後に人とのコミュニケーションを通じて多くの学びを得るためにも、気持ちの良いあいさつをすることを忘れないように心がけましょう。


◆社会人で遅刻は厳禁!10分前行動を心がけて


社会人になると、時間を守るというマナーは高校生の頃以上に必須になります。余程のことがない限り遅刻はNGです!高校生の頃は遅刻をしてもすみません。と謝れば大抵のことは許容されますが、社会人になるとそうはいきません。

遅刻した場合、時間を守れない人という印象を与えてしまうと信頼関係に響き、たった1回の遅刻で契約ごとなどが破棄になることもあります。
万が一交通機関が遅延していたり、通勤途中で体調が悪くなったりした場合は、すぐに会社へ連絡することが大切です。そのような不測の事態を防ぐためにも、到着時間の10分前には着くように行動しましょう。


◆忘れ物がないように


入社してからは忘れ物をしないようにしましょう。例えば書類を期限が過ぎてから提出すると、他の社員の業務の進行を止めてしまったり、スケジュールの変更をしたりなど迷惑が掛かります。

またルールやマナーを守れないと「期限を守れない人」というイメージを持たれやすくなり、不信感や責任感がないという印象になります。他にも、会社に指示されたものは必ず忘れないように持ち物の確認を行いましょう。


◆身だしなみを整える


社会人にとって身だしなみを整えることは相手に不快感を与えないためのマナーです。
身だしなみを整えることによって信頼・信用にもつながり、仕事を任せてもらえる機会が増えます。また高校生の皆さんは社会人としての身だしなみを整えるポイントがわからないという方もいるのではないでしょうか。

例えると、寝ぐせがついていないか、前髪が目にかかっていないか、メイクが濃すぎないかなど、身だしなみを意識することは社会人にとってはとても大切なことになります。

 

 

入社時の準備は事前に済ませておこう

入社時の準備は「自己紹介」「精神面」の2つがあげられます。

 

1.自己紹介

 

入社後はどの会社も簡単な自己紹介をすることがあります。自己紹介は、先輩社員や上司に自分のことを知ってもらうきっかけの1つになります。
しかし、何の準備もしていないまま急に自己紹介をするように言われたら、緊張がMAXになり頭も真っ白になってしまうかもしれません。
いざという時に慌てないためにも、入社式の前から自己紹介の準備をしておくといいでしょう。

 

2.精神面

 

新しい環境に対して不安や緊張を抱えることは当たり前です。まずはそういった気持ちを抑えるために会社の情報を調べて準備しましょう。

 

ただその時に、調べた情報がわからなかったり業務についていけるか心配で不安になるかもしれませんが、ネガティブな思考ではなく前向きな考え方を持つようにしましょう。入社後はわからないことがたくさんあり、失敗するときもあると思います。でも失敗や挫折を恐れずにどんどんチャレンジしていくことが成長するきっかけになります。常にポジティブ思考で行動してみてください。

 

もし相談したいことがあれば、先輩社員に遠慮なく相談することが重要です。困ったときは誰かに相談する意識をあらかじめ心掛けましょう。

 

 

社会人になると大きく環境が変わる

入社式から社会人としてのルールを徹底し、責任感をもって行動をしなければなりません。不安や緊張もあると思いますが、先輩社員や上司の方から好印象を得るためにはルールやマナーを守るということは重要になります。

 

特に「挨拶や礼儀」「時間を守る」「入社時の準備」を忘れずに行動すると、社会人としていいスタートが切れ、会社の皆さんから仕事を任せてもらう機会が増えたり、先輩社員と気軽に相談できる信頼関係を築くことができます。

準備ができるものは前もって確認をし、社会人生活を迎えましょう。